ドル円(USDJPY)の8/24(月)~8/28(金)の復習と8/31(月)~9/4(金)の値動きの見通しをまとめました。
8/24(金)の東京時間終了間近に伝わった安部首相辞任のニュースを受けて、FRBの金融政策見直しを吹き飛ばすような円買いドル売りの流れになりました。
週明け8/31(月)の開始直後の東京市場の動向にも注目ですね。
2020/8/24(月)~8/28(金)のドル円はどう動いた?
値 | 8/17週 | 8/24週 |
始値 | 106.520 | 105.763 |
高値 | 106.653 | 106.947 |
安値 | 105.101 | 105.201 |
終値 | 105.818 | 105.434 |
ボラティリティ | 155.2 | 174.6 |
直近安値の8/19(水)に105.100付近のサポートラインに支えられた後は徐々に上昇傾向が続いていた。
8/28(金)に安部首相辞任のニュースが伝わると、105.300付近の強力なサポートラインに支えられるまで一気に円買いドル売りに流れに。
2/20(木)以降続いている緩やかな下落トレンドに沿う形となって週を終えた。
2020/8/31(月)~9/4(金)のドル円の見通しは?
8/24(金)に伝わった安部首相辞任のニュースで一気に進んだドル売り円買いの流れは、NY時間に105.300付近のサポートラインに支えられて落ち着いた。
週明け8/31(月)の東京市場開始直後からドル売り円買いの流れが継続するのか、9/4(金)の米雇用統計までの値動きを注意深く見守りたいところ。
105.300付近のサポートラインを下抜ける場合は、7月安値の104.200付近のサポートラインまでは速い値動きになりそう。
ドル買い円売りの材料が出て106.500付近の抵抗を上抜けできれば、8月高値の107.000付近のレジスタンスラインまでは上昇しそう。
- 8/31(金)の東京市場でも阿部首相辞任の円買いドル売りが進むかに注目
- 8/31週は米雇用統計週なのでボラティリティの低下に注意
- 105.300付近を下抜けると104.200付近までは速い値動きになりそう
- 106.500付近の抵抗を上抜けても107.000付近が重い抵抗になりそう
- 2/20(木)以降続く下落トレンドに変化はなさそう
2020/8/31(月)~9/4(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
8/31(月) | 【休場】英 22:45 シカゴ購買部協会景気指数 |
9/1(火) | 13:30 豪政策金利発表 18:00 ユーロ圏消費者物価指数速報 18:00 ユーロ圏雇用統計 23:00 米ISM製造業景況指数 23:00 米建設支出 |
9/2(水) | ☪満月 10:30 豪20年第2四半期GDP 18:00 ユーロ圏生産者物価指数 21:15 米ADP雇用統計 23:00 米製造業受注 23:30 米IEA週間石油在庫統計 27:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック) |
9/3(木) | 18:00 ユーロ圏小売売上高 21:30 米貿易収支 23:00 米ISM非製造業景況指数 |
9/4(金) | 21:30 米雇用統計 |