ポンドドル(GBPUSD)の12/7(月)~12/11(金)の復習と12/14(月)~12/18(金)の値動きの見通しをまとめました。
英国とEUの立場の開きは依然大きく、12/13まで通商交渉の期限が延長されたもののまとまる気配はなさそうです。
12/17(木)には英政策金利発表も予定されているので、まだまだ大きな値動きは続きそうですね。
2020/12/7(月)~12/11(金)のポンドドルはどう動いた?
値 | 11/30週 | 12/7週 |
始値 | 1.33287 | 1.34087 |
高値 | 1.35388 | 1.34781 |
安値 | 1.32875 | 1.31342 |
終値 | 1.34344 | 1.32302 |
ボラティリティ | 251.3 | 343.9 |
前週11/30週後半に1.35400付近のレジスタンスラインに上値を強く抑え込まれた流れを引き継いで、12/7週も上値が重い展開となった。
英国とEUとの通商交渉の行方と英国のEU離脱時の合意の有無に売り買い材料が絞られて、市場の思惑から上下に長いヒゲを形成する展開となった。
英国の離脱交渉の行き詰まりを解消できない英国とEUは交渉期限を12/13まで延長したが立場の開きは依然大きく、市場の失望感は拭えずに安値1.32302まで下値を切り下げた。
2020/12/14(月)~12/18(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
12/14(月) | 19:00 ユーロ圏鉱工業生産指数 |
12/15(火) | ☪満月 09:30 豪中銀理事会議事録 18:30 英雇用統計 22:30 米NY連銀製造業景気指数 23:15 米鉱工業生産・設備稼働率 |
12/16(水) | 【休場】南アフリカ 18:30 英消費者物価指数 18:30 英生産者物価指数 22:30 米小売売上高 24:30 米EIA週間石油在庫統計 28:00 米FOMC政策金利発表 28:30 米FRB議長記者会見 |
12/17(木) | 17:30 スイス政策金利発表 19:00 ユーロ圏消費者物価指数確報 21:00 英政策金利発表 21:00 英金融政策委員会(MPC)議事録 22:30 米フィラデルフィア連銀景況指数 22:30 米住宅着工・許可件数 |
12/18(金) | xx:xx 日銀政策金利発表 |
12/19(土) | |
12/20(日) |
2020/12/14(月)~12/18(金)のポンドドルの見通しは?
- 12/13(日)まで延期した英国のEU離脱の進展に注目したい
- 12/17(木)の英政策金利発表の内容を注視したい
- 1.32500付近を中心とした値動きとなりそう
- 上値の目安は1.33900付近、次に1.35400付近のレジスタンスラインまでとなりそう
- 下値の目安は1.31700付近、次に1.30200付近のサポートラインまでとなりそう