FOMC政策金利発表とFRB議長記者会見の結果は、毎回ドル円の値動きに大きな影響を与えます。
この記事ではFOMC政策金利発表・FRB議長記者会見の際のドル円チャートの値動きをおさらいできるように、毎回のドル円チャートを記録していきます。
一方的な値動きになることが多いので、(米)雇用統計よりもトレードチャンスとして捉えやすいかもしれませんね。
なお、2019年のFOMC政策金利発表・FRB議長記者会見の日程を別記事でまとめましたのでご覧ください。
2019年のFOMC議事録発表・FRB議長記者会見時のチャート
2019/1/30(水)
- 28:00時点:111.550付近
- 28:45時点:110.810付近
- ボラティリティ:約70pips
FOMCは政策金利の現状維持を決定。今の政策金利が既に中立金利の推計レンジの下限に達したことと、インフレ圧力が低下したことが現状維持の理由です。
経済の先行きに対する不透明性の高まりの下では、本年後半に政策金利を上下どちらに変更すべきか現時点では明らかでないとの考えを示しました。
これを受けて市場ではドル売り円買い(下向きの動き)となりました。
2019/3/20(水)
- 27:00時点:111.490付近
- 28:03時点:110.550付近
- ボラティリティ:約93pips
FRB(米連邦準備理事会)は3/19(火)~20(水)に開催したFOMC(連邦公開市場委員会)で、成長ペースの鈍化により2019年の想定利上げ回数をゼロとする、よりハト派的な政策姿勢へ転換しました。
これを受けて上のドル円チャート(M15)で確認すると、15分間だけでも約50pipsもの一方的なドル売り円買い(下向きの値動き)となりました。
ドル円チャート(M1)FOMC政策金利発表付近を確認しても、ドル売り円買い圧力が一方的に続いたことがわかります。
2019/5/1(水)
時間 | 内容 | 価格 |
27:00 | 政策金利発表時 | 111.121付近 |
27:30 | FRB議長定例記者会見時 | 111.614付近 |
27:59 | FOMC後高値 (ボラティリティ) | 111.614付近 (約52pips) |
市場の予想通り、金利据え置きでドル円はほぼ動かず、27:30のパウエルさんの定例記者会見で「今年のインフレ低下は一時的な要因によるものである可能性がある」との発言で国債利回りが上昇、ドル円も連れて上昇した。
2019/6/19(水)
時間・内容 | 価格 |
27:00 政策金利発表時 | 108.364付近 |
27:30 FRB議長定例記者会見時 | 108.032付近 |
27:37 FOMC後の安値 | 107.901付近 |
ボラティリティ | 46.3pips |
傾向 | 下方向 |
2019/7/31(水)
発表待ちです。
日本時間8/1(木)午前3時に発表です。
2019/9/18(水)
発表待ちです。
日本時間9/18(木)午前3時に発表です。
2019/10/30(水)
発表待ちです。
日本時間10/31(木)午前3時に発表です。次回から午前4時の発表に変わります。
2019/12/11(水)
発表待ちです。
日本時間12/12(木)午前4時に発表です。
米・加が標準時間移行後のはじめての発表になりますので、発表時間に注意してくださいね。
2020/1/29(水)
発表待ちです。
日本時間1/30(木)午前4時に発表です。