週末ってさ、トレードできないからなんにもすることないよね?
こんな質問に答えます。
この記事の内容
- 週末は来週のトレードが充実する4つのルーティンがあります
- 1週間の復習をしよう!
- トレードルールを見直そう!
- 指標スケジュールを確認しよう!
- 来週のトレード計画を立てよう!
この記事を書いているのは、FX歴10年超、金曜日の夜はつい深酒になっちゃう、酔いどれトレーダーです。
「値動きがない土日ってトレーダー的にやることないよね?」ってご意見をよく聞きます。
この記事では『FX初心者向け!トレードが充実する週末のルーティン4つ』について解説します。
来週のトレードが充実する4つのルーティンがあります
巷には『儲かる!』らしいトレード・ノウハウばかり
私がFXトレードを始めたばかりの頃はチャートの読み方やトレード手法の解説など、トレードのノウハウを解説した本や情報ばかりでした。
今もその状況は変わっていないようですが、FX初心者だった頃の私が知りたかったのはトレードのノウハウに加えて、トレーダーとして1週間をムダなく有意義に過ごす方法でした。
まぁ『トレーダーとしての1週間の過ごし方』を自分ではなく他に求めている時点でトレーダー失格なんですよね、実は。
来週のトレードが楽になるトレーダーの週末4つの習慣
紆余曲折もありながらも10年間FXを続けてきて「週末はこれやっておくと来週のトレードがスムーズになる」習慣が次の4つ。
- この1週間のトレードの復習をする
- トレードルールを見直す
- 指標スケジュールを確認する
- 来週のトレード計画を立てる
この4つを週末の土日でやっておくと、来週はあれこれ考えることなくエントリータイミングだけに集中できます。
各個人によって異なるトレードルールはこのブログで記事にはしていませんが、他の3つはこのブログで毎週記事にしている内容です。
ちょっとずるいんですが、トレーダーとしての週末のルーティンついでに内容をこのブログの記事にしているんですね…
チャート画像と自分なりの分析がちゃんと記録に残るので、1年も経てば結構使える値動きのアーカイブになることを期待して毎週ブログ記事にしています。
1週間の復習をしよう!
復習するのは『値動き・トレード・心境』の3つ
この1週間の復習といえば、真っ先に思い浮かぶのはチャートの動きだと思いますが、それだけでは不十分です。
チャートの値動きに加えて自分のトレードを振り返ってください。
例えばエントリーしなかった理由や、トレードの勝敗のひとつひとつの良かったところや次のトレードで修正するべきところがないかを確認しながら振り返りましょう。
次に振り返るのはトレードしていたときの自分の心境です。
気が焦って自分のルールを無視しませんでしたか?ルール通りのタイミングで怖くてエントリーできなかったことはありませんか?
トレードするときの自分の心境はトレードに大きな影響を与えますから、次のトレードでどんな心境で挑むのか?を意識して振り返ってください。
値動き・トレード・心境を記録に残そう
1週間のチャートを印刷したりデータで残したりして記録に残しましょう。
このチャートにトレードの状況や気づいたことをメモして記録しておきましょう。
そしてチャートに向き合ったときの自分の心境を思い出して記録に残しましょう。
人は簡単に忘れることができる生き物ですから、将来の自分への伝言だと思ってしっかりと記録に残しましょう。
このトレード記録があなただけの、あなた専用のトレードの教科書になるますから。
トレード記録の残し方についてまとめた記事がありますから、合わせて読んでみてください。
トレードルールを見直そう!
1週間の復習で見えてきたトレードルールの課題
ちょっと小難しく解説すると、ここでいう課題とは「元の状態とあるべき状態との差を埋める行動」のことです。
つまり自分で決めていたトレードルールに従ってトレードしてみたけど、1週間の復習で値動きと合っていないルール設定が見つかったら見直そう、ということです。
例えば「損切り幅を広げる」「インジケーターの値を70%→80%に変更する」「レジサポラインの手前10pipsで決済するルールを追加する」といった感じです。
1週間の復習をしていればこそ見つけられたトレードルールの見直し内容なので、ぜひ実施して来週からのトレードを有利に進めてください。
トレードルールは1つずつ見直す
トレードルールに複数の見直し内容が見つかった場合は、面倒ですが1つずつ見直してください。
同時に複数を見直してしまうと、仮に良い結果を残せても、どの見直し内容に効果があったのかがわからなくなってしまいます。
面倒ですがトレードルールの見直しは1つずつ、丁寧に見直していきましょう!
指標スケジュールを確認しよう!
すでに決まっていることは先に押えておきましょう
指標発表スケジュールは値動きとは違って常に変わるわけではなく、その日程は決まっています。
決まっていることに思考力を使う必要はありませんから、週末の土日に来週の指標発表の日時を確認しておきましょう。
事前に確認しておくことで、来週のトレードする日時、トレードしない日時を分けることができてトレードにより集中できます。
重要な指標発表の日程や各市場の休場日程をまとめたカテゴリーがありますので、合わせてご覧ください。
来週のトレード計画を立てよう!
前もって通貨の傾向と対策を練っておこう!
1週間の復習のときに確認した値動きを参考にして、週末の土日でトレード計画を前もって練っておきましょう。
トレード計画は具体的であればあるほど、来週の値動きの確認が正確で早くなります。
例えば「今年に入ってから値上がり傾向だったが、先週ついに今年の最安値を更新した。値動きが落ち着く水曜日まで待って、いったん上昇して○○になったら売りでエントリーして△△で決済しよう。もし□□だったら様子見。」といった感じです。
ここまで具体的なトレード計画は難しいと思いますが、しっかりと利益を上げていない間は成行きでエントリーしないで、エントリーする価格帯、決済する価格帯の目安はトレード計画に含めておきましょうね。
失敗は成功と同じくらい貴重です!
大切なことは毎週週末にトレード計画を立てることそのものです。値動きお見通しの百戦錬磨の凄腕トレーダーになった気分で計画を立ててみてください。
もしうまくいかなくても素晴らしい見直し材料になりますから、臆せずにトレード計画と立ててトレードしてくださいね。
失敗は成功と同じぐらい貴重です。なぜなら失敗がなければ何が最適かわかりませんからね。
まとめ:土日に復習するだけで先週の4倍トレードが上達します!
- この1週間のトレードを復習する
- トレードルールを見直す
- 指標スケジュールを確認する
- 来週のトレード計画を立てる
毎週土日この4つを繰り返すだけで、トレードが上達しないループ状態から螺旋状に上がっていくトレードの上達状態になります。
個人差はあると思いますが2時間もあれば復習できると思いますので、ぜひ習慣化してみてくださいね!