FX口座を開設したよ!
そろそろトレード用のPCを用意したいんだけど、どんなPCがいいかな?
そんな質問に答えます。
この記事の内容
この記事を書いている私は、FX歴10年超の間ずっとMT4を使用してきた、MT4オタク・トレーダーです。
「トレード用PCってどれがいい?」という質問をよく耳にします。
この記事では、『勝率はモニターで決まる!FX初心者のためのPC環境入門!』について説明します。
PC・モニター・通信の3つのバランスが大切です
まずはFX各社のトレード用PC推奨スペックを確認しよう
開設したFX口座によって、利用できるトレード環境やトレードツールが異なります。
まずはFX各社のWebサイトで、トレードを行うPCの推奨環境を確認しましょう。
例えば、業界標準のトレードソフトウェアであるMT4を使えるFX各社では、トレード用PCに次のような性能を求めています。
国内外FX各社のMT4動作環境 | CPU | メモリ |
XM MT4 | 1.7GHz以上 | 256MB以上 |
MT4の使い方 | OANDA FX Lab-education | 1GHz以上 推奨:2GHz以上 | 512MB以上 推奨:1GB以上 |
MT4システム動作環境 | 外為ファイネスト | 1.2GHz以上 推奨:2GHz以上 | 1GB以上 推奨:2GB以上 |
PCだけでなく通信環境も確認しよう
トレード用PCばかりに気が向いてしまいますが、実はPCと同じぐらい大切なのが通信環境です。
光ケーブルをご契約されている世帯も増えていますが、超高速な通信速度が必要な『スキャルピング』などのトレード手法でなければ、スマホ並みの通信速度である4G-LTEレベル(最大150Mbps)であれば大丈夫です。
ちなみに経験上のお話ですが、4Gの1ランク下の3G (最大42Mbps)でもデイトレードなら全然平気でしたよ。
Mera Trader4(MT4)なら特別高性能でなくても動きます
意外?軽いMT4、低スペックPCでも動作します
MT4自体が非常に軽いソフトウェアなので、3~4年前の古いPCでも元気に動きます。
MT4といった各トレード用ソフトウェアよりも、Windows環境自体がある程度のスペックを必要としてしまいます。
つまりWindowsがストレスなく動いているPCなら、MT4を動かしても平気ですよ。
MT4について詳しくは、 外国為替証拠金取引や金融市場の分析・取引プラットフォームMT4の公式ページも合わせてご覧ください。
メモリはしっかり積もう!
もし1つだけトレード用PCの条件を挙げるとしたら、メモリは多いほうが幸せになれます。
メモリとはCPUが作業するときの机みたいなもので、広ければ広いほど(=多ければ多いほど)様々な作業を余裕をもって効率的に進めることができます。
古いPCではこのメモリがちょっと少ないこともあるので、トレードに使う予定のPCのメモリが4GB程度あるかチェックしてみてください。
トレード用のパソコン環境を十分な性能で安く準備する方法
トレード用のパソコン環境をあらためて準備するとなると、大げさな感じがしてためらってしまう方もいるはず。
高いスペックのトレード用パソコンを準備できるなら素晴らしいですが、はじめは低コストのパソコンで済ませる手もあります。
そこでオススメしたいのが、トレードするには十分な性能を持っているパソコンを安く手に入れる方法、そう、中古パソコンを購入してトレード用パソコンにする方法です。
このスペックなら20,000円を切る価格です。
上記のように、会社がビジネス用に購入して使用期間を終えた高性能のパソコンが中古市場にたくさん流れています。
2~3年前にトップクラスの性能だったこれらのパソコンなら、トレードに使用するにはなんの不足もありません。
実は私の裁量トレード環境も中古ノートパソコン+ワイドモニターという組み合わせで、何の不自由もなくトレードできています。
新品でトレード用パソコンを用意できれば最高、でも、パソコンにお金をかけない分はトレード資金に充てることをオススメします。
新品・高性能のパソコンを揃えるのは、トレードに手応えを感じてきたらでも遅くはありませんよ?
FX初心者はとにかくモニターにこだわろう!
広大な表示領域を使い倒せ!
FX初心者がトレード用PC環境を整える時に、最優先に考えてもらいたいのがモニターなんです。
モニターは値動きを示すチャートを表示するんですが、このモニターの表示できる広さが狭いと、本当は注目しておくべき価格帯を見逃してしまうことがあるんです。
トレード用PCの性能や通信環境も大切なんですが、モニターの表示範囲が狭かったばっかりに勝てるトレードを逃してしまうのって、ちょっと残念過ぎませんか?
過去の値動きを見流さない!広域を表示できるモニターを選ぼう
チャートを分析すると見えてくるのでが、過去の値動きと同じ価格帯で頻繁に反応することがあります。
この値動きが反応する価格帯を見逃さないように、できれば表示領域が広いモニターに換えることをオススメします。
過去の値動きを1画面で広く見渡せる環境は、初心者だけでなく全世界のトレーダーにとっても必須の環境だと思います。
広く過去の値動きまで見渡せるモニターでトレードの品質が上がる理由をまとめていますので、合わせてご覧ください。
おすすめのモニターはこれ!
当ブログのチャートのスクリーンショットでもおなじみですが、私はこのモニターに交換してから今までよりも短い時間でチャート分析が終わるようになりました。
モニターを交換しただけでチャート分析の時間が短くなり、複数の通貨ペアのチャート分析ができるようになって精度の高いトレード回数が増えました。
このモニターの1920×1080ピクセルの表示表域は、チャートの1時間足のまる2週間分をたった1画面で表示できます。
ここまで表示領域が広いと、複数の時間帯で反応しているレジサポラインの判断が瞬時にできて、ライン作用の強弱が簡単になったたために値動きの想定精度が格段に上がりました。
控えめに言っても、この値段で無駄なトレードがなくなったのでこのモニターは本当に良い買い物でした。
まとめ:広いモニター環境はトレードの上達を助けます
ついPCの性能ばかりが注目されかちですが、実は値動きを表示するモニター選びこそFX初心者にとって一番大切なトレード環境なんです。
今使っているPCをトレードに使うときは、ぜひ幅広く表示できるモニターを手に入れてください。
せっかく貴重な時間を使ってトレード経験を積むんですから、良いモニターで効率的かつ有意義なトレード経験にしてくださいね!