【復習】7/1週の豪ドル円のおさらいと7/8週の注目ポイント

おさらいと見通し
おさらいと見通し

今週(7/1週)はボラティリティが低く、方向感のない値動きに終始した。

次週(7/8週)は75.600付近を中心とした値動きとなりそうだが、上は76.400付近の抵抗線に抑えられ、下は75.400付近が支える狭い範囲での値動きになりそう。

そんな7/1週のおさらいと次週7/8週の豪ドル円の注目ポイントは…

  • 2017年9月から長く続く下落傾向の影響に留意する
  • 75.600付近を中心とした方向感のない値動きとなるか?
  • 上は76.400付近に抑えられ、下は75.400付近が支えそう
  • 75.400付近を下抜けると75.000付近までは速そう
  • 米中、特に中国絡みのサプライズに注意
のりポン
のりポン

7/8週は値動きに大きく影響する指標発表もなく、比較的穏やかな値動きになりそうですね。

2017年9月から長くゆっくりと続く下落傾向が底を打ちつつあると解釈するなら、反転上昇が確認できるまではあと4~5ヶ月はかかりそうです。

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2019/7/1(月)~7/8(金)の豪ドル円チャートのおさらい

先々週(6/17週)と先週(6/24週)の豪ドル円チャートのおさらい

2019/6/17(月)~6/28(金) 豪ドル円チャート(H1)
【2019/6/17(月)~6/28(金) 豪ドル円チャート(H1)】
先々週(6/17週)先週(6/24週)
始値74.56274.342
高値74.78075.793
安値73.92974.336
終値74.36275.790
ボラ85.1pips145.7pips
方向横ばい上方向

先々週(6/17週)は前週(6/10週)の大幅な下落の影響を受けて売り買いが交錯したが、74.100手前付近で幾度となくサポートが入り、横ばいのまま週を終えた。

打って変わって先週(6/24週)は大きく上昇。

4/17(水)から続いていた下落傾向をブレイクし、75.840付近に抑えられるまで大幅に上昇した。

だた2017年9月半ばから緩やかだが長く続く下落傾向に変化はなく、油断は禁物だろう。

2019/7/1(月)~7/5(金)の豪ドル円チャートのおさらい

2019/7/1(月)~7/5(金) 豪ドル円チャート(H1)
【2019/7/1(月)~7/5(金) 豪ドル円チャート(H1)】
先週(6/24週)今週(7/1週)
始値74.34276.063
高値75.79376.285
安値74.33675.132
終値75.79075.708
ボラ145.7pips115.3pips
方向上方向横ばい
月日ボラ説明
7/1(月)85.9pips大きく下落
7/2(火)43.2pips一進一退
7/3(水)77.3pipsロンドン時間から
豪ドル買い進む
7/4(木)30.8pips様子見
7/5(金)34.7pips様子見

2019/7/1(月)~7/5(金)の豪ドル円チャートはどう動いた?

2019/6/11(火)~7/5(金) 豪ドル円チャート(H4)
【2019/6/11(火)~7/5(金) 豪ドル円チャート(H4)】

今週(7/1週)は、レンジを形成して方向感のない値動きに終始した。

7/1(月)に大きく上振れたが即76.400手前で押し込まれて上昇を阻まれると、週の終わりまで75.840付近の抵抗線が強く上値を抑え込んだ。

一時75.400付近のサポートを割り込み75.000付近をうかがう場面も見られたが、方向感のない状態が続いた。

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次週(7/8週)の豪ドル円の注目ポイントは?

2019/4/26(金)~7/5(金) 豪ドル円チャート(D1)
【2019/4/26(金)~7/5(金) 豪ドル円チャート(D1)】
線種価格帯説明
抵抗80.5004/18(木)高値付近
抵抗79.6002019年レンジ上限
抵抗77.8002019年レンジ下限
抵抗77.000今年1月前半の
強力な支持線
抵抗76.4002016年6~9月の
強力な支持線。
抵抗
支持
75.6006/24週後半の
やや弱い抵抗線
支持75.400年始オーバーシュート直後の支持線
ここを抜けると新たな局面に移行
支持75.000市場が死守する支持線
支持74.100強力な支持線
支持73.0002016年6月後半の
強力な支持線

つい忘れてしまう長く続く下落傾向の作用

2017/7/17(月)~7/5(金) 豪ドル円チャート(W1)
【2017/7/17(月)~7/5(金) 豪ドル円チャート(W1)】

上の週足のチャートをさかのぼって観察すると灰色の斜め線のように、2017年9月半ばから豪ドル円は長く続く下落傾向の真っ只中になる。

週足という長期的な目線で下落傾向の見立てであること、実際のトレードは1日足や4時間・1時間足でおこなうことから、普段意識することはほとんどない。

しかし売り圧力はゆっくりと確実に増していくので、今後の豪ドル円は「上昇しにくく値下げしやすい」傾向が徐々に強まっていく可能性が高いことは意識しておく必要がある。

75.400~76.400間の狭い値動きに

7/1(月)に大きく上振れたものの、7/1週は方向感のない値動きに終始したが、次週(7/8週)も売り買いの材料に乏しく、ボラティリティが高まるとうは考えにくい状況。

75.600付近を中心に上は76.400付近に抑えられ、下は75.400付近が支える値動きになりそう。

ただ、6/17週に74.000付近を死守したものの、76.000付近に積み重なった売り圧力の勢いは収まっていない印象。

売り圧力が強まり75.400付近を下抜けるようだと75.000付近到達は速く、そこに米中絡み、特に中国絡みのサプライズが動機となると再び74.000付近が射程圏内に入ることに留意したい。

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まとめ:次週(7/8週)の豪ドル円の注目ポイントは?

これまでの内容をまとめると、次週7/8週の豪ドル円の注目ポイントは次の通り。

  • 2017年9月から長く続く下落傾向の影響に留意する
  • 75.600付近を中心とした方向感のない値動きとなるか?
  • 上は76.400付近に抑えられ、下は75.400付近が支えそう
  • 75.400付近を下抜けると75.000付近までは速そう
  • 米中、特に中国絡みのサプライズに注意

下落傾向が続き72.450付近まで値を下げた2016年6月から、反転上昇となるまでに約5ヶ月ほどかかっている。

短い時間足では一進一退を繰り返すが、77~78円台への回復は秋以降となる可能性があることも考慮したい。