7/29週はトランプ砲に被弾して、終値72.458といよいよ72円台に突入した。
次週8/5週の注目ポイントは、このまま下落が続き72.100付近のサポートを下抜けて「奈落」に突入するか、72.100付近を底堅く推移して反転上昇となるかだ。
そんな7/29週のおさらいと次週8/5週の豪ドル円の見通しは…
- 72.260付近から上昇するか、下落するかに注目
- 8/6(火)の豪政策金利発表後の値動きに注目
- 上昇すれば74.100付近、次いで75.000付近に抵抗あり
- 下落すれば「奈落」突入、71.200付近にサポートあり
74.100付近を上抜けなければレンジブレイクとなる境界付近の値動きに。
次週8/5週は、直近10年間で最も注目すべき価格域に突入となりますね!
2019/7/29(月)~8/2(金)の豪ドル円チャートのおさらい
値 | 先週 (7/22週) | 今週 (7/29週) | 月日 | ボラ (pips) |
始値 | 76.063 | 75.002 | 7/29(月) | 29.1 |
高値 | 76.285 | 75.195 | 7/30(火) | 60.9 |
安値 | 75.024 | 72.217 | 7/31(水) | 54.4 |
終値 | 75.075 | 72.458 | 8/1(木) | 190.4 |
ボラ | 113.7 | 297.8 | 8/2(金) | 94.7 |
方向 | 横ばい | 下方向 | – | – |
2019/7/29(月)~8/2(金)の豪ドル円チャートはどう動いた?
今週7/29週は先週7/22週の流れを受けてジリ安からスタート。
米FOMCにも大きく反応することなく小幅に下げながらの値動きだったが、8/1(木)の対中関税追加のトランプ砲が直撃。
今年年初のフラッシュクラッシュを除けば、2016年6月以来の72円台と大幅な下げ幅を記録した。
次週(8/5週)の豪ドル円の注目ポイントは?
線種 | 価格帯 | 説明 |
抵抗 | 80.500 | 4/18(木)高値付近 |
抵抗 | 79.600 | 2019年レンジ上限 |
抵抗 | 77.800 | 2019年レンジ下限 |
抵抗 | 77.000 | 今年1月前半の 強力な支持線 |
抵抗 | 76.400 | 2016年6~9月の 強力な支持線。 |
抵抗 | 76.000 | 5月末と7月の 抵抗線 |
抵抗 | 75.840 | 7月前半の抵抗線 7月後半の支持線 |
抵抗 | 75.600 | 6/24週後半の やや弱い抵抗線 |
抵抗 支持 | 75.400 | 年始オーバーシュート直後の支持線 ここを抜けると新たな局面に移行 |
抵抗 | 75.250 | 6月初めと7月半ばの支持線 |
抵抗 | 75.000 | 市場が死守する支持線 |
抵抗 | 74.100 | 強力な支持線 |
支持 | 73.000 | 2016年6月後半の 強力な支持線 |
支持 | 72.260 | 2009年7月前半の 支持線 |
支持 | 71.200 | 2009年7月前半の 支持線 |
8/6(火)の豪政策金利発表に注目
対中関税追加のトランプ砲に被弾して大幅に下げたが、その後「対中関税追加は留意する選択もできる」と選択肢の余地がある発言も伝わりやや軟化。
トランプ砲以外に豪ドルを売って円を買う動きを後押しするものもなく、実際8/2(金)は72.260付近のサポートにタッチして下げ止まっている。
次週8/5週は8/6(火)に豪政策金利発表も予定されており、このまま続落か、72.260付近に踏み止まって反転上昇の機会を待つかを見極めたいところだ。
72.260付近から上昇するか?下落するか?
まずは豪政策金利発表を見極めてからのエントリーとなりそう。
7/29週終値の72.260付近のサポートラインに沿った値動き展開となりそう。
この72.260付近から上昇する場合、74.100付近の抵抗に阻まれずに突破できれば、次に75.000付近の抵抗が重く圧し掛かることになりそうだ。
72.260付近を下抜ければ「奈落」に突入、71.200付近のサポートより下回れば2009年のリーマンショック以来の価格域となる。
まとめ:次週(8/5週)の豪ドル円の見通しは?
これまでの内容をまとめると、次週8/5週の豪ドル円の見通しは次の通り。
- 72.260付近から上昇するか、下落するかに注目
- 8/6(火)の豪政策金利発表後の値動きに注目
- 上昇すれば74.100付近、次いで75.000付近に抵抗あり
- 下落すれば「奈落」突入、71.200付近にサポートあり
74.100付近を上抜けなければレンジブレイクとなる境界付近の値動きとなり、次週8/5週は直近10年間で最も注目すべき価格域に突入する。