【豪ドル円(AUDJPY)】9/14週の復習と9/21週の見通し

おさらいと見通し
おさらいと見通し

豪ドル円(AUDJPY)の9/14(月)~9/18(金)の復習と9/21(月)~9/25(金)の値動きの見通しをまとめました。

9/14週のみを見ると豪ドル売り円買いが進みましたが、失業率が予想よりも低かったことや新型コロナウィルス感染再拡大をうまく制御できていることから9/21週以降の豪ドルは手堅く推移しそうですね。

ただ77.630付近のレジスタンスラインが重く圧し掛かっているので、緩やかな値動きになりそうです。

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2020/9/14(月)~9/18(金)の豪ドル円はどう動いた?

2020/9/14週の豪ドル円チャート(H1)
9/7週9/14週
始値77.37077.199
高値77.73577.507
安値76.11475.980
終値77.29376.206
ボラティリティ162.1152.7

直近2週間の円買いの流れを受けて、9/14週も続落となった。

ユーロ圏での新型コロナウィルス感染再拡大などで安全資産の円が変われる傾向が強まったものの、豪連邦統計局発表の失業率が6.8%と予想よりも低下したことで豪ドル買いもあり下落ペースは比較的緩やかだった。

76.450付近のサポートラインが下値の目安だったが、安値75.980からやや戻したものの前週終値よりも1.00安い終値76.206で週を終えた。

2020/9/21(月)~9/25(金)の指標発表スケジュール

日付スケジュール
9/21(月)㊗敬老の日
9/22(火)㊗秋分の日
9/23(水)11:00 NZ政策金利発表
23:30 米IEA週間石油在庫統計
9/24(木)☪上弦
【休場】南アフリカ
08:50 日銀議事要旨(7/21,22分)
16:30 スイス政策金利発表
23:00 米新築住宅販売件数
9/25(金)21:30 米耐久消費財受注
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2020/9/21(月)~9/25(金)の豪ドル円の見通しは?

2020/9/14週の豪ドル円チャート(D1)

ユーロ圏や英国は新型コロナウィルスの感染再拡大が懸念される中で、オーストラリアとニュージーランドは再拡大を制御できているとの見方もある。

また中国による銅・鉄鉱石などの需要の高まりや米中対立による弱含みの米ドルが後押しして、豪ドルの堅調な値動きを支える流れとなりそう。

下値は75.650付近のサポートラインが目安で、下抜けたとしても75.000付近で収まりそう。

上値は77.630付近のレジスタンスラインの上抜けを目指しそうだが強く作用しており、さらなる豪ドル買いの材料がほしいところ。

なお9/21(月)・22(火)は祝日による東京市場休場でロンドン市場開始までは薄商いとなるため、予想外に大きな値動きに注意したい。

  • オーストラリアは新型コロナウィルス感染再拡大をうまく制御できている
  • 中国による銅・鉄鋼製などの需要の高まりが豪ドルを支えている
  • 下値は75.650付近のサポートラインがまで、下抜けても75.000付近まで
  • 上値は強く作用する77.630付近が重石で上抜けには追加の豪ドル買い材料が欲しい
  • 9/21(月)・22(火)は東京市場休場に伴う薄商いによる予想外の値動きに注意