【復習】2019/5/6(月)~5/10(金)ユーロドルのおさらい

おさらいと見通し
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毎週の値動きのおさらいがクロス円に偏っているので、自作の自動売買EAの最適化も兼ねてユーロドル(EURUSD)のおさらいを始めます!

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先々週(4/22週)と先週(4/29週)のユーロドルのおさらい

【2019/4/16(火)~5/13(月) ユーロドルチャート(H1)】
先々週(4/22~4/26)先週(4/29~5/3)
始値1.123981.11446
高値1.126211.12647
安値1.111041.11350
終値1.114751.12015
ボラ151.7pips129.7pips
方向下向き横ばい

4/22週と4/29週は大きくブレるも方向感のない値動きに…

先々週(4/22週)は前週(4/15週)後半の下落傾向の流れを引き継ぐ形で、2017年6月中旬振りとなる1.11100付近にサポートされるまで大きく値を下げた。

先週(4/29週)は先々週(4/22週)から一変、前週の値下げ分を取り戻すかのように先々週(4/22週)高値付近の1.12640付近まで上昇傾向が続いた。

ただ上昇の勢いも5/1(水)までで、その後徐々に失速して先々週(4/22週)の高値安値内の1.12015で終えた。

4/22週と4/29週は1.11400~1.12500の範囲で大きく上下にブレるものの、方向感のない値動きとなった。

2019/5/6(月)~5/10(金)のユーロドルのおさらい

【2019/5/6(月)~5/10(金) ユーロドルチャート(H1)】
先週(4/29~5/3)今週(5/6~5/10)説明
始値1.114461.11684上に開けた窓すぐ閉まる
高値1.126471.12535指標を好感
安値1.113501.116584/22週の抵抗線付近
終値1.120151.12342上昇傾向を匂わせ終える
ボラ129.7pips87.7pips低調
方向横ばい横ばい様子見感が強い
月日ボラ説明
5/6(月)43.1pips上に開いた窓がすぐ閉まる
5/7(火)51.1pips東京~ロンドン行って来い
5/8(水)30.9pips方向感のない値動き
5/9(木)77.5pips大きく上昇後
前日高値でサポート
5/10(金)42.3pips終始低調
平均49.0pipsやや上昇傾向の雰囲気

まとめ:2019/5/6(月)~5/10(金)ユーロドルのおさらい

他の通貨と同様ユーロドルも窓を開けてスタートしたが、あっという間に窓を閉じた後は方向感のない値動きが5/8(水)まで続く。

大きく上昇した5/9(木)ニューヨーク時間後半は失速、前日5/9(水)高値1.12000付近でサポートされた翌日5/10(金)は値動きに方向感なくやや値を戻して終えた。

5/6週のみを見るとやや上昇傾向を見せた値動きだが、4/22週・4/29週・5/6週の3週連続で1.11400~1.12500の範囲内での値動きに留まっている。

来週(5/13週)のユーロドルの注目ポイントは?

【2019/3/4(月)~5/13(月) ユーロドルチャート(D1)】
線種価格帯説明
抵抗1.132404/22週高値付近
抵抗1.126204月前後半の
強力な抵抗線
抵抗
支持
1.121205/6週の抵抗線
5/13週以降は踏み台に?
支持1.114404月レンジの下限
支持1.11100下抜けると
今年の下落傾向再開

5/6週のみを見るとやや上向いた感も見て取れるものの、先々週(4/22週)と先週(4/29週)の2週連続で横ばいの値動きが続いたため、5/13週を加えた3週連続で見ると方向感のない値動きに収まる。

1.12620付近は強力な抵抗線が形成されており、上抜けて上昇するにはかなりの動機が必要となりそう。

また1.11440付近もそれほど底堅いとも言えず、いったん1.12000付近を踏み抜いてしまうと1.11440付近までの到達は速そう。

ドル高ユーロ安が順調に?進む展開になりそう

【2018年12月~2019年5月 ユーロドルチャート(D1)】

上のチャートを見ると、ユーロドルは2019年初めから緑の斜め線のように右下がりのドル高ユーロ安が進行している。

GW中にいったん下げ止まったものの、その後の反発は緩やかで力が感じられず容易に値下がりしそうなチャートを形成している。

米中の貿易摩擦問題がくすぶっていることから米ドルが弱含みとなっているがその影響も限定的と思われ、そう遠くないうちにドル高ユーロ安が再開しそう。

まとめ:来週(5/13週)のユーロドルの注目ポイントは?

これまでの内容をまとめると、5/13週のユーロドルの注目ポイントは次の通り。

  • 日足を見てもドル高ユーロ安は2910年の大きな値動きの流れになっている
  • 上昇しても1.13240付近の抵抗線突破は容易ではない印象
  • 1.12000付近を踏み抜くと1.11440付近のサポートラインまで下落しそう
  • 米中の貿易摩擦問題がくすぶるものの日足の下落傾向への影響は限定的

この記事を書いている5/13(月)23時時点では中国が米国への制裁関税を追加したニュースが流れたが、1.12620付近のレジスタンスラインを突破できていない。

日足から見える値動きの傾向がドル高ユーロ安を示しており、今後もしばらく続きそうだ。