7/15週は2週連続で1.12120~1.12770間のレンジを形成することとなった。
7/22週は7/25(木)にECBの政策金利発表を予定しているが、売り買いの材料に乏しくレンジ形成の条件が揃っている状況。
これらを踏まえて、次週7/22週のユーロドルの見通しは次の通り。
- 長期下落トレンドに変化なし
- やや先の話しながら、一時1.18100付近まで上振れる場面もありそう
- 1.12120~1.12770間でレンジを形成しそう
- 7/25(木)にECB政策金利発表あり
- 7/31(水)予定のFOMCに向けて様子見感が増しそう
次週7/22週は、2週続いたレンジ相場を継続しそうです。
米中・米イラン・トランプ砲によるサプライズにも引き続き注意が必要ですね。
しかしリピート系界隈が羨ましいw
2019/7/15(月)~7/19(金)のユーロドルチャートのおさらい
値 | 先週(7/8週) | 今週(7/15週) | 月日 | ボラ (pips) |
始値 | 1.12218 | 1.12673 | 7/15(月) | 30.6 |
高値 | 1.12858 | 1.12839 | 7/16(火) | 61.6 |
安値 | 1.11933 | 1.11999 | 7/17(水) | 33.8 |
終値 | 1.12696 | 1.12199 | 7/18(木) | 75.2 |
ボラ | 92.5pips | 84.0pips | 7/19(金) | 78.6 |
方向 | 横ばい | – | – |
2019/7/15(月)~7/19(金)のユーロドルはどう動いた?
先週7/8週に引き続き、今週7/15週も1.12120~1.12770間を往復するだけの完全レンジ相場だった。
7/17(水)のパウエルFRB議長の利下げ発言など、ユーロドルへの影響が大きそうな材料はあったものの、目立った値動きにつながらなかった。
1.12120付近のサポートがしっかりと作用しており、少々のドル買い材料では下抜けることはなかった。
次週(7/22週)のユーロドルの見通しは?
線種 | 価格帯 | 説明 |
抵抗 | 1.14370 | 昨年11月・12月と 今年3月の抵抗線 |
抵抗 | 1.14100 | 今年2月末の抵抗線 |
抵抗 | 1.13900 | 2月末~3月初の抵抗線 |
抵抗 | 1.13430 | 2月中頃の抵抗線 |
抵抗 | 1.13240 | 4/22週高値付近 |
抵抗 | 1.12770 | 4月前後半の 強力な抵抗線 |
支持 | 1.12120 | 5/6週の抵抗線 5/13週以降は踏み台に? |
支持 | 1.11730 | 5月の抵抗・支持線 6月も作用しそう |
支持 | 1.11440 | 4月レンジの下限 |
支持 | 1.11100 | かなり強力な支持線 ここを下抜けると 2年間の値動きがリセット |
米ドル弱含みながら、長期目線では下落トレンドに変更なし
上のチャートは、2003年3月から今月2019年7月までのユーロドルの月足チャートだ。
緑の斜め線は、左上がリーマンショック直前の2008年7月になっており、今月2019年7月まで素直な下落トレンドラインを形成している。
今後は1.18100付近まで一時上昇する場面もありそうだが、上下動を繰り返しながらも下の紫線である下限1.03386付近まで下落トレンドが続くと思われる。
1.12120~1.12770間で冴えない値動きに
次週7/22週は取引材料に乏しい中で2週続いたレンジ相場を引き継ぎ、1.12120~1.12770間で方向感のない値動きに終始しそう。
1点、7/25(木)にECB政策金利発表が予定されており売り買いの材料とはなりそうだが、その他に材料がなくボラティリティは低そうだ。
7/31(水)に予定されているFOMCに向けて徐々に様子見感が強まり、ますますレンジ相場の度合いを強めそうだ。
まとめ:次週7/22週のユーロドルの見通しは?
以上を踏まえて、次週7/22週のユーロドルの見通しは次の通り。
- 長期下落トレンドに変化なし
- やや先の話しながら、一時1.18100付近まで上振れる場面もありそう
- 1.12120~1.12770間でレンジを形成しそう
- 7/25(木)にECB政策金利発表あり
- 7/31(水)予定のFOMCに向けて様子見感が増しそう
2週続いたレンジ相場を継続しそうだが、米中・米イラン・トランプ砲によるサプライズにも、引き続き注視したい。