先週7/29週後半の上昇の流れを受けて、ユーロ買いドル売りからスタートした8/5週。
しかし上昇が一服するとその後は様子見、材料待ちの低調な値動きに終始した。
これらを踏まえて、次週8/12週のユーロドルの見通しは次の通り。
- ユーロ、ドルのいずれも弱含み
- 1.11730付近を中心とした値動きに
- 上値は1.12400付近の抵抗までに留まりそう
- 下値は1.11440付近のサポートラインまでは速そう
のりポン
次週8/12週はユーロドルに大きな影響を与える指標発表は少ないですね。
やっぱり米中貿易問題のなんらかの進展がなければ、8/5週のような低調な値動きは続きそうです。
2019/8/5(月)～8/9(金)のユーロドルチャートのおさらい
| 値 | 先週 (7/29週) | 今週 (8/5週) | 月日 | ボラ (pips) |
| 始値 | 1.11238 | 1.11200 | 8/5(月) | 46.7 |
| 高値 | 1.11622 | 1.12495 | 8/6(火) | 114.9 |
| 安値 | 1.10270 | 1.10981 | 8/7(水) | 82.1 |
| 終値 | 1.11048 | 1.11887 | 8/8(木) | 62.6 |
| ボラ | 135.2 | 151.4 | 8/9(金) | 51.4 |
| 方向 | 下方向 | 横ばい | – | – |
2019/8/5(月)～8/9(金)のユーロドルはどう動いた？
先週7/29週後半の上昇の流れを受けて、今週8/5週はユーロ買いドル売りからスタート。
1.12400付近の抵抗に阻まれるまでしっかり上昇したが、その後の値動きは売り買いマチマチの展開に。
下落圧力は弱まっておらず、1.11730～1.12400間での売り買いに終始して週を終えた。
次週(8/12週)のユーロドルの見通しは？
| 線種 | 価格帯 | 説明 |
| 抵抗 | 1.14370 | 昨年11月・12月と 今年3月の抵抗線 |
| 抵抗 | 1.14100 | 今年2月末の抵抗線 |
| 抵抗 | 1.13900 | 2月末～3月初の抵抗線 |
| 抵抗 | 1.13430 | 2月中頃の抵抗線 |
| 抵抗 | 1.13240 | 4/22週高値付近 |
| 抵抗 | 1.12770 | 4月前後半の 強力な抵抗線 |
| 抵抗 | 1.12120 | 5/6週の抵抗線 5/13週以降は踏み台に？ |
| 抵抗 支持 | 1.11730 | 5月の抵抗・支持線 6月も作用しそう |
| 支持 | 1.11440 | 4月レンジの下限 |
| 支持 | 1.11100 | かなり強力な支持線 ここを下抜けると 2年間の値動きがリセット |
| 支持 | 1.10560 | 2017年5月前半の抵抗線 |
ドルも弱いがユーロも弱い？
米中貿易問題により米ドル買いが進まない状況だが、ユーロも強いわけではなくいずれも低調となっている。
2018年2月以降、徐々にユーロ売りドル買いが進んでいるが、8/5週は様子見の値動きになっている。
1.11730付近を中心とした値動きになりそう
ユーロ、ドル、いずれも買い材料に乏しく、方向感のない値動きが続く可能性がある。
そのため、1.11730付近のサポートラインに支えられた値動きとなりそう。
売り買い材料がなければ、上値は1.12400付近に留まりそう。
また下値は1.11730付近を下抜けると、1.11440付近のサポートラインまでは早い値動きになりそうだ。
まとめ：次週8/12週のユーロドルの見通しは？
以上を踏まえて、次週8/12週のユーロドルの見通しは次の通り。
- ユーロ、ドルのいずれも弱含み
- 1.11730付近を中心とした値動きに
- 上値は1.12400付近の抵抗までに留まりそう
- 下値は1.11440付近のサポートラインまでは速そう
次週8/12週はユーロドルに大きな影響を与える指標発表は少なく、やはり米中貿易問題のなんらかの進展がなければ、8/5週のような低調な値動きは続きそうだ。