ユーロドル(EURUSD)の10/12(月)~10/16(金)の復習と10/19(月)~10/23(金)の値動きの見通しをまとめました。
10/5週の値動きから一転して、ユーロ売りドル買いの流れになりました。
①新型コロナウィルス感染再拡大・②米経済回復の遅れ・③米大統領選挙・④米コロナ追加経済対策のこれら4つの行方を見守る流れから、安全資産の米ドル買いの流れは強そうですね。
2020/10/12(月)~10/16(金)のユーロドルはどう動いた?
値 | 10/5週 | 10/12週 |
始値 | 1.17108 | 1.1811 |
高値 | 1.18309 | 1.18266 |
安値 | 1.17052 | 1.16883 |
終値 | 1.18293 | 1.17163 |
ボラティリティ | 125.7 | 138.3 |
前週10/5週までの上昇傾向から一転、10/12週は下落の値動きとなった。
新型コロナウィルスのワクチン開発への期待や米コロナ経済対策への米大統領選挙前の実現が遠退いたことが、米ドルの買い材料となった模様。
米経済回復の停滞懸念から10/13(火)と10/15(木)に1.16700付近手前のサポートラインが支えるまで大きく米ドルが買われ、終値1.17163と安値を更新して週を終えた。
2020/10/19(月)~10/23(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
10/19(月) | |
10/20(火) | 09:30 豪中銀理事会議事録 21:30 米住宅着工・許可件数 |
10/21(水) | 17:30 英消費者物価指数 17:30 英生産者物価指数 23:30 米EIA週間石油在庫統計 27:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック) |
10/22(木) | |
10/23(金) | ☪上弦 |
10/24(土) | |
10/25(日) | 欧州標準時間に移行 |
2020/10/19(月)~10/23(金)のユーロドルの見通しは?
①新型コロナウィルス感染再拡大・②米経済回復の遅れ・③米大統領選挙・④米コロナ追加経済対策の4つの行方を見守る流れから、安全資産の米ドル買いの流れは続きそう。
2020年会計年度(9/30まで)の財政赤字が過去最悪の3兆1320億ドルに達したとの米財務省発表もあり、市場がリスクを取ることができない状況はしばらく続きそう。
1.17200付近を中心とした値動きの中で、上値は1.17700付近のレジスタンスラインまでとなりそう。
下値は1.16700付近のサポートラインが目安だが、ドル買いが進めば9/25(金)の安値付近の1.16200付近のサポートラインを目指すことになりそう。
- 下記4点のすべてがリスクオフとなり米ドル買いを支える材料となっている
- ①新型コロナウィルス感染再拡大
- ②米経済回復の遅れ
- ③米大統領選挙
- ④米コロナ追加経済対策
- 加えて米財政赤字が過去最悪の3兆1320億ドルに達したこともリスクオフ材料
- 上値は1.17700付近のレジスタンスラインまで
- 下値は1.16700付近を下抜けすると次は1.16200付近のサポートラインまで