ポンドドル(GBPUSD)の8/31(月)~9/4(金)の復習と9/7(月)~9/11(金)の値動きの見通しをまとめました。
9/4(金)の米雇用統計の結果を嫌気した安全資産のドル買いも限定的で、すぐにポンド買いドル売りが再開されて週を終えました。
ドル買い材料に乏しい中で9/7(木)のECB政策金利発表とECB総裁記者会見でさらなるドル売り材料が出るか?に注目したいですね。
ちなみに9/7(月)はNY市場が休場なので、ボラティリティ低下による価格の乱高下に注意です。
2020/8/31(月)~9/4(金)のポンドドルはどう動いた?
値 | 8/24週 | 8/31週 |
始値 | 1.30797 | 1.33280 |
高値 | 1.33563 | 1.34820 |
安値 | 1.30534 | 1.31758 |
終値 | 1.33512 | 1.32762 |
ボラティリティ | 302.9 | 306.2 |
前週8/24週を引き継いで、週明けから上昇傾向でスタートした8/31週。
昨年2019/12/13(金)振りに1.34800付近まで上値を伸ばしたが、その後は利益確定のポンド売りを浴びて1.31700付近のサポートラインに支えられるまで大きく値を下げた。
その後9/4(金)の米雇用統計の結果を嫌気したポンド売りドル買いが加速したがすぐに急反発してポンド外ドル売りが再開、1.32400付近のサポートラインを上抜けて終値1.32762で週を終えた。
2020/8/31(月)~9/4(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
9/7(月) | 【休場】米・カナダ |
9/8(火) | 18:00 ユーロ圏20年第2四半期GDP(確報) 28:00 米消費者信用残高 |
9/9(水) | 23:00 カナダ政策金利発表 |
9/10(木) | ☪下弦 20:45 ECB政策金利発表 21:30 ECB総裁会見 21:30 米生産者物価指数 24:00 米IEA週間石油在庫統計 |
9/11(金) | 21:30 米消費者物価指数 |
2020/8/31(月)~9/4(金)のポンドドルの見通しは?
9/4(金)の米雇用統計の結果を嫌気して安全資産のドルを買う動きもあったが一時的で、すぐにドル売りが再開した。
前週8/24週から一転して8/31週はドル買いの流れが顕著だったが、それと同時に1.32400付近、次いで1.31700付近のサポートラインが強力に作用することも確認できた。
ドル買い材料に乏しい中で9/10(木)にECB政策金利発表とECB総裁記者会見が予定されており、9/7週はポンド買いよりもドル売り材料による上昇傾向が再開されるか?に注目したい。
下値は、前述の1.32400付近を下抜ければ1.31700付近の強力なサポートラインがしっかり支える見通し。
上値は1.33600付近を上抜ければ、1.34800付近のレジスタンスライン突破を試す展開となりそう。
なお9/7(月)はNY市場とカナダの市場が休場となっており、ボラティリティが低い中での価格の急変に注意したい。
- ドル買い材料に乏しい状態は続きそう。
- 9/7(木)のECB政策金利発表とECb総裁記者会見でドル売り材料が出るかに注目。
- 下値は1.32400付近、次いで1.31700付近の強力なサポートラインまで。
- 上値は1.33600付近を上抜ければ1.34800付近の抵抗突破を試す展開になりそう。
- 9/7(月)はNYとカナダが休場となるのでボラ低下による価格の乱高下に注意したい。