ポンドドル(GBPUSD)の10/19(月)~10/23(金)の復習と10/26(月)~10/30(金)の値動きの見通しをまとめました。
英国とEUとの交渉再開との期待からリスクオンとなりポンドが買われましたね。
来週の米大統領選挙の行方が足かせですが、英国・EUの通商交渉の好転や米追加景気刺激策への期待感から米ドル売り&リスクオンとなるかに注目です。
2020/10/19(月)~10/23(金)のポンドドルはどう動いた?
値 | 10/12週 | 10/19週 |
始値 | 1.30227 | 1.28902 |
高値 | 1.30826 | 1.31767 |
安値 | 1.28624 | 1.28902 |
終値 | 1.29076 | 1.30442 |
ボラティリティ | 220.2 | 286.5 |
前週10/12週後半の流れを引き継いで、やや方向感のない値動きで始まった10/19週。
10/21(水)になって英国とEUとの交渉再開との期待からリスクオンとなり、1.31700付近のレジスタンスラインに抑え込まれるまでしっかりと上値を伸ばした。
週後半に利益確定のポンド売りに押されたものの、終値1.30442と前週下落分をすべて戻した1.30000台で週を終えた。
2020/10/26(月)~10/30(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
10/26(月) | 【休場】ニュージーランド・香港 23:00 米新築住宅販売件数 |
10/27(火) | 21:30 米耐久財受注 |
10/28(水) | 23:00 カナダ政策金利発表 23:30 米EIA週間石油在庫統計 |
10/29(木) | 【休場】トルコ 日銀金融政策・展望レポート発表 21:30 米20年第3四半期GDP(速報) 21:45 ECB政策金利発表 22:30 ECB総裁会見 |
10/30(金) | 19:00 ユーロ圏20年第3四半期GDP(速報) 19:00 ユーロ圏消費者物価指数速報 19:00 ユーロ圏雇用統計 21:30 米個人所得・支出 22:45 米シカゴ購買部協会景気指数 |
10/31(土) | ☪満月 |
11/1(日) | 米・カナダ標準時間に移行 |
2020/10/26(月)~10/30(金)のポンドドルの見通しは?
英国とEUとの通商交渉の再開や漁業権を巡ってフランスが妥協案を準備していることなど、英国のEU離脱に向けた交渉がリスクオンの材料となっている。
加えて2021年は主要国の経済成長が回復するとの期待感もあって、相対的に米ドル低調を招くとする見方からドル売りの地合は続きそう。
10/19週に確認した1.31700付近の強いレジスタンスラインに上値を抑えられそうだが、ここを上抜けることができれば次は1.32600付近が上値の目安となりそう。
1.30200付近を中心とした値動きになりそうだが、リスクオフとなれば下値は1.28600付近のサポートラインが目安となりそう。
- 11/1(日)の米加標準時間移行に注意
- 英国とEUの通商協議の行方を注視したい
- 1.30200付近を中心とした値動きとなりそう
- 上値の目安は強力な1.31700付近のレジスタンスラインまでとなりそう
- 下値の目安は1.28600付近のサポートラインまでとなりそう