【復習】7/22週のドル円のおさらいと7/29週の見通し

おさらいと見通し
おさらいと見通し

今週7/22週は、108.800付近の抵抗に押えられるまでしっかり上昇した。

ただ、下落トレンドをブレイク後からの直近4週間は、方向感を欠く狭い範囲での値動きに終始している。

次週7/29週はFOMCに米雇用統計と重要指標・為替イベント目白押しで、様子見で週をスタートするとしても値動きのブレ幅も広がりそうだ。

そんな次週7/29週のドル円の見通しは…

  • 下落トレンドブレイク後、直近4週間は方向感のない値動き
  • 次週7/29週のFOMC、米雇用統計までは模様眺めの雰囲気
  • 108.600付近を中心に狭い範囲の値動きとなりそう
  • 108.450~108.800間の狭い範囲での値動き
  • 上値は109.250付近まで、下値は107.210付近までとなりそう
のりポン

米中貿易問題のほかに、欧州のイギリスEU離脱問題、また身近では日韓ホワイトリスト除外対応など、様々な懸案事項が米ドルを取り巻いてます。

直近4週間で通用していたことが覆される危険性もあり得ます。

次週7/29週は無理にエントリーせずに、荒波が静まるまで静観するのも賢い選択かもしれませんね!

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2019/7/22(月)~7/26(金)のドル円チャートのおさらい

【2019/7/22(月)~7/26(金) ドル円チャート(H1)】
先週
(7/15週)
今週
(7/22週)
月日ボラ
(pips)
始値107.847107.6987/22(月)37.1
高値108.376108.8287/23(火)46.3
安値107.211107.6987/24(水)34.1
終値107.737108.6767/25(木)71.5
ボラ
(pips)
116.5113.0pips7/26(金)26.7
方向横ばい上向き

2019/7/22(月)~7/26(金)のドル円チャートはどう動いた?

【2019/7/2(火)~7/26(金) ドル円チャート(H4)】

今週7/22週は週開始早々からジリ高となり、上値をうかがう値動きが先行。

米指標結果を好感する向きも後押しとなって、108.800付近の抵抗で減速するまでしっかり上昇。

先週7/15週の高値を更新後は、108.600付近を維持したまま次週7/29週に引き継いだ。

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次週(7/29週)のドル円の見通しは?

【2019/3/6(水)~7/26(金) ドル円チャート(D1)】
線種価格帯説明
抵抗112.150昨年10~12月の強力な支持線
4月は強力な抵抗線になる
抵抗111.000昨年5・6月は抵抗線
4月は支持線となる
抵抗110.0001月は強力な抵抗線
3月後半は底堅い支持線となる
抵抗109.2505月中旬・下旬の強い支持線
抵抗108.800上のオレンジ線
1月末の強力な支持線
下抜けると今年の上昇傾向は
リセット
抵抗
支持
108.6006・7月前半の
やや強い抵抗線
支持108.4501月初のやや弱い抵抗線
支持108.150下のオレンジ線
1月前半の強力な支持線
今年の値動きの出発点
下抜けるのは容易ではない
支持107.880今年1月前半を支えた支持線
6/3週から108円死守の
限界下値で再登場
非常に強力
支持107.600年始オーバーシュート後の
戻り値を支えた強力な支持線
下抜けると2018年2~4月に戻る
支持107.2106月半ばの抵抗線
支持107.000強力な支持線。
6/17週時点で2019年の奈落。
支持106.6702018年2・3・4月の
抵抗・支持線
支持106.420 2018年2・3・4月の
抵抗・支持線
支持106.170 2018年2・3・4月の
抵抗・支持線
支持105.800 2018年2・3・4月の
抵抗・支持線

下落トレンドのブレイク後、4週間は方向感のない値動き

【2018年8月~2019年7月 ドル円チャート(週足)】

今年4月末より始まった下落トレンドを6月末にブレイクしたものの、ここ4週間ほどは方向感に欠ける値動きを続けている。

その方向感のない値動きは、107.210~108.800間とかなり狭い範囲となっている。

上のチャートの白い円の中、2018年2月~4月の値動きに注目すると、下落トレンドのブレイク後に値動きが停滞している様子がよく似ている。

白い円内のチャートを見ると、下落トレンド終了→停滞→反転上昇まで約2ヶ月かかっている。

まったく同じとはいかないだろうが、次週FOMCや米中貿易問題(≒米中二極化)など地政学的状況によって、一段安を経て反転上昇も排除できないため、サプライズを含め引き続き値動きに注視したい。

FOMCや米雇用統計を待って108.600付近を中心とした値動きに

次週7/29週は7/31(水)にFOMC、また8/2(金)に米雇用統計があり、米ドルにとって2019年下半期最初の大舞台となる。

米雇用統計の週は決まって模様眺めの様子見相場となることが常だが、FOMCによる利下げへの市場の反応により値動きが乱高下する可能性もある。

108.600付近を中心に、108.450~108.800間の狭い範囲での値動きとなりそう。

ただ上値は109.250付近に強力な抵抗が行く手を阻み、一方下値は107.210付近の堅い支持線が下落の勢いをしっかりと止めそう。

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まとめ:次週(7/29週)のドル円の見通しは?

これまでの内容をまとめると、次週7/29週のドル円の見通しは次の通り。

  • 下落トレンドブレイク後、直近4週間は方向感のない値動き
  • 次週7/29週のFOMC、米雇用統計までは模様眺めの雰囲気
  • 108.600付近を中心に狭い範囲の値動きとなりそう
  • 108.450~108.800間の狭い範囲での値動き
  • 上値は109.250付近まで、下値は107.210付近までとなりそう

米中貿易問題だけでなく、欧州のイギリスEU離脱問題、身近では日韓ホワイトリスト除外対応など、大小織り交ぜて様々な懸案事項が米ドルを取り巻いて離さない。

この状況の下、次週7/29週は2019年下半期のドル円の値動きを占う、注目の週となりそうだ。