【復習】10/7週のドル円のおさらいと10/14週の見通し

前週9/30週から一転、米中通商協議の部分的合意を好感してしっかり上昇した10/7週。

10/14週は5週続いた106.670～108.450間のレンジブレイクとなるか、米指標結果にも留意しつつトレードを進めたいですね。

2019/10/7(月)～10/11(金)のドル円チャートのおさらい

前週9/30週の下落ムードから一転、10/7週は米中通商協議の部分的合意などによりしっかり上昇した。

10/7週前半は様子見の値動きとなったが、10/10(木)・11(金)に米中通商協議継続と部分的合意が伝わると一気に米ドル買いに。

108.450付近の抵抗に勢いを削がれるまで上昇し、終値108.408で週を終えた。

線種	価格帯	説明
抵抗	112.150	昨年10～12月の強力な支持線 4月は強力な抵抗線になる
抵抗	111.000	昨年5・6月は抵抗線 4月は支持線となる
抵抗	110.000	1月は強力な抵抗線 3月後半は底堅い支持線となる
抵抗	109.250	5月中旬・下旬の強い支持線
抵抗	108.800	上のオレンジ線 1月末の強力な支持線下抜けると今年の上昇傾向はリセット
抵抗	108.600	6・7月前半のやや強い抵抗線
抵抗	108.450	1月初のやや弱い抵抗線
支持	108.150	下のオレンジ線 1月前半の強力な支持線今年の値動きの出発点下抜けるのは容易ではない
支持	107.880	今年1月前半を支えた支持線 6/3週から108円死守の限界下値で再登場非常に強力
支持	107.600	年始オーバーシュート後の戻り値を支えた強力な支持線下抜けると2018年2～4月に戻る
支持	107.210	6月半ばの抵抗線
支持	107.000	強力な支持線。 6/17週時点で2019年の奈落。
支持	106.670	2018年2・3・4月の抵抗・支持線
支持	106.420	2018年2・3・4月の抵抗・支持線
支持	106.170	2018年2・3・4月の抵抗・支持線
支持	105.800	2018年2・3・4月の抵抗・支持線
支持	105.250	2018年2月の支持線
支持	104.650	2018年3月の支持線

米中通商協議で米ドル買いが進んだ10/7週だが、今年9月半ばに上抜けできなかった108.450付近の重さも再確認できた。

10/14週に予定されている米指標発表の結果次第では米ドル買いが進みそうだが、109円手前の108.800付近の強い抵抗を上抜けするのには一苦労しそう。

米指標結果を嫌気すれば下落は速く、下値は107.000付近のサポートラインを目指すことになりそう。

週足で見ると9/9週より5週連続で106.670～108.450間のレンジから抜け出せておらず、レンジブレイクのきっかけを静かに待つ状況は続きそう。

これまでの内容をまとめると、次週10/14週のドル円の見通しは次の通り。

日付	スケジュール内容
10/14(月)	【祝日】体育の日【休場】カナダ
10/15(火)	09:30　豪中銀理事会議事録 17:30　英雇用統計
10/16(水)	17:30　英消費者物価指数 17:30　英生産者物価指数 18:00　ユーロ圏消費者物価指数確報 18:00　ユーロ圏貿易収支 20:00　米MBA住宅ローン申請指数 21:30　米小売売上高 27:00　米地区連銀経済報告（ベージュブック）
10/17(木)	21:30　米新規失業保険申請件数 21:30　米フィラデルフィア連銀景況指数 21:30　米住宅着工・許可件数 22:15　米鉱工業生産・設備稼働率 24:00　米EIA週間石油在庫統計
10/18(金)
10/19(土)
10/20(日)