【復習】11/18週のドル円のおさらいと11/25週の見通し

108.800付近の強い抵抗の突破ならず、横ばいの値動きとなった11/18週。

今年2019年8月末からジリジリと安値を切り上げる上昇傾向が続いていますが、米指標結果は強弱マチマチでトレンドが出にくい様子見の状況も続いています。

2019/11/18(月)～11/22(金)のドル円チャートのおさらい

【2019/11/18(月)～11/22(金)　ドル円チャート(H1)】

【2019/10/29(火)～11/22(金)　ドル円チャート(H4)】

やや軟調気味で11/18週をスタートしたドル円、米指標結果が高水準で上昇に転じる場面もあったが前週11/11週の見通し通り108.800付近を中心とした値動きとなった。

上下にヒゲを伸ばすことはあるが、11/18週を含め7週連続で108.450～108.800間の狭い範囲での値動きが続いている。

前週よりも低いボラティリティ83.1pips、始値に近い終値108.6031で週を終えた。

【2019/9/13(金)～11/22(金)　ドル円チャート(D1)】

線種	価格帯	説明
抵抗	112.150	昨年10～12月の強力な支持線 4月は強力な抵抗線になる
抵抗	111.000	昨年5・6月は抵抗線 4月は支持線となる
抵抗	110.000	1月は強力な抵抗線 3月後半は底堅い支持線となる
抵抗	109.250	5月中旬・下旬の強い支持線
抵抗	108.800	上のオレンジ線 1月末の強力な支持線下抜けると今年の上昇傾向はリセット
支持	108.600	6・7月前半のやや強い抵抗線
支持	108.450	1月初のやや弱い抵抗線
支持	108.150	下のオレンジ線 1月前半の強力な支持線今年の値動きの出発点下抜けるのは容易ではない
支持	107.880	今年1月前半を支えた支持線 6/3週から108円死守の限界下値で再登場非常に強力
支持	107.600	年始オーバーシュート後の戻り値を支えた強力な支持線下抜けると2018年2～4月に戻る
支持	107.210	6月半ばの抵抗線
支持	107.000	強力な支持線。 6/17週時点で2019年の奈落。
支持	106.670	2018年2・3・4月の抵抗・支持線
支持	106.420	2018年2・3・4月の抵抗・支持線
支持	106.170	2018年2・3・4月の抵抗・支持線
支持	105.800	2018年2・3・4月の抵抗・支持線
支持	105.250	2018年2月の支持線
支持	104.650	2018年3月の支持線

週足を確認すると8/26週に付けた安値104.444を踏み台にして、11/18週までジリジリと安値を切り上げてきたドル円。

しかしここにきて今年2019年5月・6月の上値を押さえ込んできた108.800～109.000付近の抵抗に、ここ7週間ほどは再び押さえ込まれている印象。

11/25週には複数の米指標発表の予定があるが、109.000付近の上抜けには米指標結果の好感に加えてさらに強い米ドル買い材料が必要となりそう。

米ドル買い材料がなければ上値の目安は108.800付近、下値の目安は108.450付近のサポートラインとなりそう。

米中通商協議の進展を好感できれば、終値で109.250付近が見えてきそう。

これまでの内容をまとめると、次週11/25週のドル円の見通しは次の通り。

日付	スケジュール内容
11/25(月)
11/26(火)	22:30　米卸売在庫速報値 24:00　米新築住宅販売件数
11/27(水)	21:00　米MBA住宅ローン申請数 22:30　米新規失業保険申請件数 22:30　米19年第3四半期GDP（改定） 22:30　米耐久財受注 24:00　米個人所得・支出 24:30　米EIA週間石油在庫統計 28:00　米地区連銀経済報告（ベージュブック）
11/28(木)	【休場】米
11/29(金)	19:00　ユーロ圏消費者物価指数速報 19:00　ユーロ圏雇用統計 23:45　米シカゴ購買部協会景気指数
11/30(土)
12/1(日)