【復習】10/28週のドルスイスフランのおさらいと11/4週の見通し

10/28週は週始めこそ0.99700付近をうかがう展開でしたが、その後は米ドルが大きく売られる展開になりました。

米経済後退（リセッション）の懸念が米ドルを圧迫している状況で米雇用統計こそ好感できましたが、リセッションへの懸念は払拭できていないことから米ドルが売り込まれましたね。

11/4週以降も米経済の後退を示唆する結果・発言は材料化しやすい縦横京に変わりなさそそうです。

2019/10/28(月)～11/1(金)のドルスイスフランチャートのおさらい

【2019/10/28(月)～11/1(金)　ドルスイスフランチャート(H1)】

【2019/10/08(火)～11/1(金)　ドルスイスフランチャート(H4)】

前週10/21週後半の上昇傾向を引き継いで、10/28週開始時は0.99700付近の抵抗突破を試したがしっかりと押さえ込まれた。

10/30(水)以降は米雇用統計の結果を好感した米ドル買いが進む場面もあったが、強弱マチマチの米指標結果から米経済の減速懸念が材料化して米ドル売りが進んだ。

米ドル売りは0.98400手前付近のサポートラインが支えるまで続き、前週10/21週の安値0.99454手前の終値0.98560で週を終えた。

【2019/8/23(金)～11/1(金)　ドルスイスフランチャート(D1)】

強弱マチマチの米指標結果により主要通貨に対して米ドルが重くなる中で、米経済の減速懸念が米ドルを圧迫し続けている。

ここ3週間連続で0.98400付近のサポートラインが作用して米ドル売りを食い止めてはいることが、米ドルの重さを物語っている状況。

11/4週は0.98640付近を中心に米中通商協議の行方と米指標結果を見極める展開となりそう。

上値は0.99700付近の抵抗まで、下値は0.97470付近のサポートラインまでだが、米ドル売りが強ければ0.97160付近まで下ヒゲを伸ばす展開にもなりそう。

これまでの内容をまとめると、1１/4週のドルスイスフランの見通しは次の通り。

日付	スケジュール内容
11/4(月)	※米・カナダが標準時間に移行 24:00　米製造業受注
11/5(火)	12:30　豪政策金利発表 19:00　ユーロ圏生産者物価指数 22:30　米貿易収支 24:00　米ISM非製造業景況指数
11/6(水)	08:50　日銀議事録要旨（9月18・19日分） 19:00　ユーロ圏小売売上高 21:00　米MBA住宅ローン申請指数 24:30　米EIA週間石油在庫統計
11/7(木)	21:00　英政策金利発表 21:00　英金融政策委員会（MPC）議事録 21:00　英四半期インフレ報告 22:30　米新規失業保険申請件数 29:00　米消費者信用残高
11/8(金)
11/9(土)
11/10(日)