ドルスイスフラン(USDCHF)の9/21(月)~9/25(金)の復習と9/28(月)~10/2(金)の値動きの見通しをまとめました。
9/21週は欧州・英国の新型コロナウィルス感染再拡大に伴う都市封鎖措置への言及が材料視され、完全にリスクオフ相場となって米ドルがしっかりと買われました。
9/28週もリスクオフの流れが続くのか見極めたいところですが、10/2(金)の米雇用統計を睨んで節目の0.93000直前での米ドル調整売りが入る余地もありそうです。
2020/9/21(月)~9/25(金)のドルスイスフランはどう動いた?
値 | 9/14週 | 9/21週 |
始値 | 0.90840 | 0.90952 |
高値 | 0.91393 | 0.92962 |
安値 | 0.90514 | 0.90867 |
終値 | 0.91122 | 0.92892 |
ボラティリティ | 87.9 | 209.5 |
欧州・英国の新型コロナ感染再拡大に伴う都市封鎖措置についての報道から、9/21週は完全なリスクオフ相場となり米ドルが大きく買われた。
前回の見通し記事で上値の目安としていた0.92400付近のレジスタンスラインを上抜けて、節目となる0.93000直前となる高値0.92962まで上昇。
前週9/14週の約2.4倍のボラティリティとなる209.5をつけて、終値0.92892で週を終えた。
2020/9/28(月)~10/2(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
9/28(月) | |
9/29(火) | 08:50 日銀金融政策決定会合主な意見(9/16,17分) |
9/30(水) | 18:00 ユーロ圏消費者物価指数速報 21:15 米ADP雇用統計 21:30 米20年第2四半期GDP(速報) 22:45 米シカゴ購買部協会景気指数 23:30 米IEA週間製油在庫統計 |
10/1(木) | 【休場】中国・香港 18:00 ユーロ圏生産者物価指数 18:00 ユーロ圏雇用等稀有 21:30 米個人所得・支出 23:00 米ISM製造業景況指数 23:00 米建設支出 |
10/2(金) | ☪満月 【休場】中国・香港 21:30 米雇用統計 23:00 米製造業受注 |
2020/9/28(月)~10/2(金)のドルスイスフランの見通しは?
9/21週のリスクオフ相場で米ドルが大きく買われた流れを、9/28週も引き継ぐのか見極めたいところ。
9/14週に報道された欧州・英国の新型コロナウィルス感染再拡大対策の内容は9/28週の市場に織り込まれれば、10/2(金)に米雇用統計の発表が予定されていることを合わせて考えると節目の0.93000直前での米ドルの調整売りが入る可能性もある。
下値の目安は0.92000付近のサポートライン、ここを下抜ければ次は0.91300付近までとなりそう。
上値の目安は節目の0.93000付近、次いで0.93700付近のレジスタンスラインまでとなりそう。
- 9/21週のリスクオフが継続となるか見極めたい
- 0.93000直前での米ドル調整売りが入るかに注目したい
- 下値の目安は0.92000付近を下抜ければ次は0.91300付近までとなりそう
- 上値の目安は節目の0.93000付近に次いで0.93700付近までとなりそう
- 10/2(金)の米雇用統計時の急激な値動きに注意したい