有名なトレーダーさんのトレード手法をマネしてるけど勝てないよ~
超成功しているトレーダーさんやFX本で『FXは待つこと』って言葉をよく聞くけど、あれってどういう意味?何を待てばいいの?
こんな疑問に答えます。
この記事の内容
- FXは待つことが一番大事です
- 大切なのは『何を』ではなく『なぜ』待つのか?
- 『なぜ』がわかるとトレードの質が上がります
この記事を書いている私は、いろんなトレード手法に振り回され続けて10年以上の辛酸舐め系トレーダーです。
「FXは待つことが大切とよく聞くけど、意味がよくわからない」という悩みをよく聞きます。
この記事では『FX初心者のための質が高まるFXの待ち方』について解説します。
FXは待つことが一番大事
『FXは待つことが大事』というけれど…
『FX』『待つ』でググると『FXは待つことが一番大事』だとか『待つFX』だとか『FXはひたすら待つ!』ってキーワードがいっぱい出てきます。
これだけハッキリと出てくるってことは確かに『FXで待つ』ことは大切なのかな…と空気を読むまでもなく感じます。
だけどFX初心者さん的には「いったい何を待ったらええねん?」って疑問が沸いて出て、ここからなかなか先に進めなくなりませんか?
じゃ何を待てばいいのか?
ちょっと想像してみてください。じゃ何を待てばいいと思いますか?
今はまってるトレード手法のシグナル?値動き?チャンス?タイミング?プラスになるまで?あえてマイナスになってから?経済指標発表前?後?米・中・英・欧?Pivotライン?移動平均線のこの辺?ボリバンのこの値?雲を抜けた先?手前?2つのインジが交わる前?後?ただしダマシは除く?高値安値?トレンド発生?15時時点?ニューヨーク市場まで?ロンドン・フィッキング以降?東京市場オープンまで?窓が開いたら?窓が閉じるまで?仲値まで?仲値以降?ごひいきトレーダーがつぶやくまで?
ハァハァ…もう大混乱ですw
大切なのは『何を』ではなく『なぜ』待つのか?
わからない理由がある
『何を待つのか?』はそれぞれのトレード手法で異なりますが、その手法で負けが続くと『何を待つのか?そもそも待つことは正しいのか?』と疑心暗鬼のループに突入して結果を残せなくなります。
そもそも『何を待つのかわからない』のには、1つだけ理由があります。
ココがわからないとどんなトレード手法でも勝てないので、ゴールが見えない手法探しの旅の果てに消耗してオワコン、確実に終了します。
意外と軽視されている『待つ理由』
トレード手法とは、値動きについて『○○になれば△△する』という再現性の高い状態をパターン化したものです。
『なぜ待つのか?』を知ることとは、この『○○になれば△△する』というパターンの 『○○になる理由』を知ることを意味しますが、残念なことに意外と軽視されがちです。
この『○○になる理由』を知らなければ、そのトレード手法の想定外のタイミングでエントリーする危険性が増して、トレードが失敗してしまう確率が高くなってしまいます。
『なぜ』がわかるとトレードの質が上がります
『○○になる理由』とは、市場参加者が注目するからぁ~
ズバリ言ってしまうと、そういうことです。
各通貨のチャートを形作る値動きとは売買のことですが、実は通貨ごとにその売買している市場参加者が注目しているいくつかの価格帯があるんです。
どんなトレード手法も、この市場参加者が注目している価格帯がどこなのか?に焦点を合わせるための手段というわけです。
市場の注目する価格帯がわかるとトレードしやすくなる
値動きが始まる価格帯、値動きが加速する価格帯、値動きが減速する価格帯、値動きが止まる価格帯…
市場参加者が注目 or 意識しているこれらの価格帯がわかれば、トレードの失敗が極端に減りますよね。常勝の超ベテラントレーダーさんもココに注目しています。
つまり『FXは待つことが一番大事』とは、『通貨の価格が市場関係者の注目している価格帯になるまで待ってからトレードを開始することが一番大事』という意味なんです。
まとめ:市場関係者が注目する価格帯を意識しよう
とても残念ですが、FXでは『どうやってお金を稼ぐか?』という稼ぎ方ばかりが注目されてしまいます。
でも見方を変えると、FXでのトレードとは『市場参加者の売買により発生した値動きに対して、トレーダーがいかにして同調するか?』という行動のこと。あくまでお金はその結果に過ぎません。
そしてより『同調する』ためには、市場参加者が注目している価格帯を知ることが不可欠なんです。
いま使っているそのトレード手法は、注目している価格帯を正確に教えてくれますか?または注目している価格帯を知る方法を持っていますか?
今日のトレードから早速、市場参加者が売買の際に注目している価格帯について意識しながらチャートを読んでみてくださいね。トレードの質が上がること間違いなしです!