【復習】5/20週のゴールドドルのおさらいと5/27週の注目ポイント

おさらいと見通し
おさらいと見通し

2019年5/27週のゴールドドルの注目ポイントは、2月後半から続く長く重い下落傾向に対する値動きを見極めることができるか?にある。

まずは1278.00~1287.30の狭い範囲を中心とした値動きだが、動機があれば1271.30~1294.50ともう一枠広げた値動きとなりそう。

のりポン
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はじめに5/20週の値動きをおさらいした後、5/27週の値動きの注目ポイントを解説します!

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2019/5/20(月)~5/24(金)のゴールドドルチャートのおさらい

先々週(5/6週)と先週(5/13週)のゴールドドルチャートのおさらい

2019/5/6(月)~5/17(金) ゴールドドルチャート(H1)
【2019/5/6(月)~5/17(金) ゴールドドルチャート(H1)】
先週(5/6週)今週(5/13週)
始値1280.731287.27
高値1291.481303.32
安値1277.021274.83
終値1285.761277.58
ボラ1446pips2847pips
方向横ばい横ばい

先々週(5/6週)は、方向感のハッキリしない値動きで、1288.60付近のレジスタンスラインに上昇を阻まれる1週間だった。

一方、先週(5/13週)は、開始早々の5/13(月)東京時間で幾分値を下げたものの、ロンドン時間~ニューヨーク時間にかけて大幅に上昇

1288.60付近をあっさり上抜けて1294.50付近も突破、1301.00付近の抵抗でやっと上昇が止まった。

その後1294.50付近にサポートされながら1300.00定着を図ったが持ちこたえることができず、5/16(木)~5/17(金)に大きく値を下げて、始値付近まで値を戻して週を終えた。

2019/5/20(月)~5/24(金)のゴールドドルチャートのおさらい

2019/5/20(月)~5/24(金) ゴールドドルチャート(H1)
【2019/5/20(月)~5/24(金) ゴールドドルチャート(H1)】
先週(5/13週)今週(5/20週)説明
始値1287.271277.53前週を引き継ぐ
高値1303.321287.275/24(金)に
米ドル売られる
安値1274.831269.524月後半の支持線
1271.30付近が作用
終値1277.581284.865/23(木)の
上昇を維持
ボラ2847pips1775pipsメリハリのある
値動き
方向横ばい横ばい売り圧力が
徐々に緩む
月日ボラ説明
5/20(月)537pips様子見
5/21(火)857pips低調
5/22(水)481pips様子見
5/23(木)1595pips米ドル売り加速
5/24(金)451pips様子見
平均784pipsメリハリある
値動き

2019/5/20(月)~5/24(金)のゴールドドルはどう動いた?

2019/4/29(月)~5/24(金) ゴールドドルチャート(H4)
【2019/4/29(月)~5/24(金) ゴールドドルチャート(H4)】

前週(5/13週)は上昇した分だけ下落した売り買い拮抗の「いってこい」の値動きだったが、今週(5/20週)は前週の値動きに影響されることなくまずは様子見で始まった。

4/15週の下落傾向に対して底堅く機能した1271.30付近を支えに、5/20(月)~5/22(水)の3日間は上値を伺う値動き。

1271.30付近を踏み台にして5/23(木)のロンドン時間に米ドル売りゴールド買いの動きが加速、先日のGW中に強く作用していた1287.30付近の抵抗線に阻まれるまで上昇した。

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来週(5/27週)のゴールドドルの注目ポイントは?

2019/1/2(水)~5/24(金) ゴールドドルチャート(D1)
【2019/1/2(水)~5/24(金) ゴールドドルチャート(D1)】
線種価格帯説明(いずれも紫線)
抵抗1301.005/13週に形成
抵抗1294.504月前半の強い抵抗線
抵抗1287.303月前半の強い抵抗線
3月後半の強い支持線
4月後半の抵抗線
抵抗
支持
1278.001月後半の強い支持線
4/15週・4/22週の支持・抵抗線
支持1271.304月後半~5月前半の支持線
支持1266.304/15週・4/29週の強力な支持線
ここを下抜けると下落局面に移行

5/27週も中期目線で下落傾向に変化なし

確かに5/23(木)に上昇したものの、2/20(水)から続いている重く長い下落傾向から見ればすでに織り込み済みの限定的な反発上昇程度。

上のチャート真ん中付近から右下がりの下落傾向を表した斜め線とローソク足が接触するのは、早くて今週末5/31(金)頃の1294.50付近手前の可能性が高い。

仮に斜め線とローソク足との接触がもっと早かったとしても上値は非常に重く、1294.50付近を上抜けたとしても反発下落は必至の状況と思われる。

1278.00~1287.30間での値動きを注視

前週(5/20週)の注目ポイントとしてお伝えした「上昇・下落→1~2週間横ばい→上昇・下落→… 」のサイクルは未だ健在。

1266.30付近から1271.30付近へと週を追うごとにサポートラインをジリジリと切り上げてきており、5/20週に引き続き5/27週も上昇への期待感は失っていない様子。

下落圧力は変わらないが上昇への期待感も失っていない状況から、5/27週は1278.00~1287.30付近を中心とした値動きに注視したい。

まとめ:来週(5/27週)のドル円のポイントは?

これまでの内容をまとめると、5/27週のゴールドドルの注目ポイントは次の通り。

  • 2月末から続く下落傾向に変化なし
  • 1294.50付近は特に重く作用する抵抗線となる
  • 下限1271.30付近の支持もよく機能し上昇への期待感も見られる
  • 1278.00~1287.30付近の値動きに注視したい

ゴールドドルは、レジサポラインによく反応して上昇・下落・横ばいのメリハリが顕著な値動きがその特徴だ。

チャートを良く観察すればトレードチャンスが必ず訪れるFX初心者向きの通貨ペアなので、ぜひ積極的にトレード経験を積んでもらいたい。