【復習】10/21週のゴールドドルのおさらいと10/28週の見通し

おさらいと見通し
おさらいと見通し
のりポン

10/21週前半こそ様子見だったものの、10/21週後半はゴールドドルも英EU離脱のドタバタにかき回される展開になりましたね。

 

英EU離脱の混乱がユーロ圏経済の不安定化を示唆すれば安全資産のゴールド買いが進む展開に。

一方で米中通商協議の進展があればドル買いが進む展開は10/28週も変わらない雰囲気ですが、11/1(金)の米雇用統計が米経済後退を示唆する結果となるかに注目したいところです。

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2019/10/21(月)~10/25(金)のゴールドドルチャートのおさらい

2019/10/21(月)~10/25(金) ゴールドドルチャート(H1)
【2019/10/21(月)~10/25(金) ゴールドドルチャート(H1)】
10/14週10/21週
始値1487.361491.60
高値1498.401517.95
安値1477.051480.85
終値1490.151504.30
ボラ21353170
方向横ばい上向き

2019/10/21(月)~10/25(金)のゴールドドルはどう動いた?

2019/10/1(火)~10/25(金) ゴールドドルチャート(H4)
【2019/10/1(火)~10/25(金) ゴールドドルチャート(H4)】

10/21週の前半は、前週10/14週の横ばいの値動きを受けて様子見の展開となった。

一転、10/21週後半は英EU離脱を巡る英国内の展開が影響する度にゴールド買いが進み、前週10/14週の復習記事の見通し通り1520.00付近の抵抗が作用するまでゴールド買いが進んだ。

一方、10/21週最後には米中通商協議の進展を好感してややドル買いも進み、終値1504.30とやや値を戻して週を終えた。

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来週(10/28週)のゴールドドルの注目ポイントは?

2019/8/16(金)~10/25(金) ゴールドドルチャート(D1)
【2019/8/16(金)~10/25(金) ゴールドドルチャート(D1)】
線種価格帯説明(いずれも紫線)
抵抗2011年後半
~2013年前半の
抵抗
抵抗1555.002019年8・9月の
高値付近
抵抗1538.002013年2~3月の
支持線
抵抗1520.002019年8月の抵抗線
2019年9月の支持線
抵抗1500.002019年高値付近
支持1486.802019年8~9月の
支持線
支持1453.002013年5月の
高値に迫る
支持1440.002013年8月末の
抵抗線
支持1428.002013年8月末の
抵抗線
支持1412.186/17週の抵抗線
支持1394.056/17週の抵抗線
支持1362.656/17週の支持線
支持1355.302018年4月以来の
高値付近
支持1346.602月中頃の
抵抗線
支持1340.402月中頃の
支持線
支持1328.802月後半の抵抗線
支持1321.801月末・3月末の抵抗線
2月末の支持線
支持1316.002月前半の抵抗線
支持1309.002月前半の支持線
3月・4月の抵抗線
支持1301.005/13週に形成
支持1294.504月前半の強い抵抗線
支持1287.303月前半の強い抵抗線
3月後半の強い支持線
4月後半の抵抗線
支持1278.001月後半の強い支持線
4/15週・4/22週の支持・抵抗線
支持1271.304月後半~5月前半の支持線
支持1266.304/15週・4/29週の強力な支持線
ここを下抜けると下落局面に移行

1486.80付近を中心に、英EU離脱 vs. 米中通商協議を睨んだ展開に

直近2週間ほどは、英EU離脱と米中通商協議の行方が市場参加者の関心を掴んで離さない展開が続いている。

10/28週はさらに11/1(金)に米雇用統計発表が予定されており、値動きも様子見とは行かずより複雑になりそう。

1486.80付近を中心とした値動きとなり、英EU離脱が欧州経済の混迷を暗示するとゴールドが変われる展開となりそう。

一方で米中通商協議の進展があれば好感したドル買いが進み、ゴールドドルは下落しそう。

上値の目安は1520.00付近、次いで1538.00付近の抵抗まで、下値の目安は下げても1453.00付近のサポートラインまでとなりそう。

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まとめ:来週(10/28週)のゴールドドルの見通しは?

これまでの内容をまとめると、10/28週のゴールドドルの見通しは次の通り。

  • 英EU離脱の混乱が増せば欧州経済不安定化を懸念したゴールド買いが進みそう
  • 米中通商協議に進展があれば好感したドル買いが進みそう
  • 英EU離脱・米中通商協議に進展なければ米雇用統計週らしく様子見となりそう
  • 1486.80付近を中心に英EU離脱・米中通商協議のニュースを待つ展開に
  • 上値は1520.00付近、次いで1538.00付近の抵抗が目安に
  • 下値は下げても1453.00付近のサポートラインが目安となりそう

10/28週の指標スケジュール

日付スケジュール内容
10/28(月)21:30 米卸売在庫速報値
【休場】NZ・シンガポール
10/29(火)【休場】トルコ
10/30(水)20:00 米MBA住宅ローン申請件数
21:15 米ADP雇用統計
21:30 米19年第3四半期GDP(速報)
23:00 カナダ政策金利発表
23:30 米EIA週間石油在庫統計
27:00 米FOMC政策金利発表
27:30 米FRB議長記者会見
10/31(木)–:– 日銀金融政策・展望レポート発表
19:00 ユーロ圏19年第3四半期GDP(速報)
19:00 ユーロ圏消費者物価指数速報
19:00 ユーロ圏雇用統計
21:30 米新規失業保険申請件数
21:30 米個人所得・支出
22:45 米シカゴ購買部協会景気指数
11/1(金)21:30 米雇用統計
23:00 米ISM製造業景況指数
23:00 米建設支出
11/2(土)
11/3(日)※米・カナダが標準時間に移行