ゴールドドル(XAUUSD)の9/28(月)~10/2(金)の復習と10/5(月)~10/9(金)の値動きの見通しをまとめました。
前週まで続いていた主要通貨に対する米ドルの割高感が薄れて、週開始直後からゴールドが買われる展開となりました。
米ドルの売り買いの材料として選挙・景気刺激策・持続的な経済回復に加えてトランプ米大統領の容態に注目したいところです。
様子見の思惑からボラティリティが低いと1905.70付近を中心に公衆衛生やワクチン開発の行方に値動きが左右されそうです。
2020/9/28(月)~10/2(金)のゴールドドルはどう動いた?
値 | 9/21週 | 9/28週 |
始値 | 1949.42 | 1859.76 |
高値 | 1955.55 | 1917.04 |
安値 | 1848.70 | 1848.38 |
終値 | 1860.04 | 1900.55 |
ボラティリティ | 10685 | 6866 |
週開始直後からユーロに対してドル安となったことを背景に、前週9/21週まで続いていた割高感が薄れゴールドが買われる展開に。
前週9/21週に底を打った1863.60付近のサポートラインを踏み台にして、9/28週は上値を切り上げた。
ただ前週の約半分のボラティリティ6866と振るわず、終値1900.55で週を終えた。
2020/10/5(月)~10/9(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
10/5(月) | 【休場】中国 18:00 ユーロ圏小売売上高 23:00 米ISM非製造業景況指数 |
10/6(火) | 【休場】中国 12:30 豪政策金利発表 21:30 米貿易収支 |
10/7(水) | 【休場】中国 23:30 米EIA週間石油在庫統計 27:00 米FOMC議事録(9/15,16開催分) 28:00 米消費者信用残高 |
10/8(木) | 【休場】中国 |
10/9(金) |
2020/10/5(月)~10/9(金)のゴールドドルの見通しは?
ゴールドは米ドル建て取引のため、主要通貨に対して米ドルに割高感が増すかどうか注意深く見守りたい。
米ドルの売り買い材料としては、選挙・景気刺激策・持続的な経済回復の3つに加えて新型コロナウィルスに感染したトランプ米大統領の容態が挙げられる。
加えて安全資産であるゴールドは、1905.70付近を中心に引き続き新型コロナウィルス感染再拡大に関連した公衆衛生やワクチン開発の行方に左右されそう。
上値の目安は1969.80付近のレジスタンスラインまで、一方、下値の目安は1863.60付近を下抜ければ次は1814.40付近のサポートラインまでとなりそう。
- 主要通貨に対して米ドルに割高感が増すかに注目したい
- 選挙・景気刺激策・持続的な経済回復に加えてトランプ米大統領の容態を注視したい
- 1905.70付近を中心とした値動きとなりそう
- 上値の目安は1969.80付近のレジスタンスラインまで
- 下値の目安は1863.60付近の次は1814.40付近のサポートラインまで