ゴールドドル(XAUUSD)の11/30(月)~12/4(金)の復習と12/7(月)~12/11(金)の値動きの見通しをまとめました。
ユーロ高ドル安の流れを受けて、割安感の出た米ドル建てのゴールドが上値を伸ばしましたね。
ただ、米国の追加景気刺激策や新型コロナワクチン開発の進展に期待が集まる状況は安全資産のゴールドの需要を押し下げることになるため、今後の値動きを注視したいですね。
2020/11/30(月)~12/4(金)のゴールドドルはどう動いた?
値 | 11/23週 | 11/30週 |
始値 | 1870.67 | 1786.20 |
高値 | 1876.09 | 1848.19 |
安値 | 1774.30 | 1764.25 |
終値 | 1787.55 | 1838.57 |
ボラティリティ | 10179 | 8394 |
11/30週の開始直後は、前週11/23週後半のゴールド売りドル買いの流れを引き継いで1767.23付近の強いサポートラインまで下値を切り下げた。
その後ユーロ買い米ドル売りが進むと、ドル建ての割安感からゴールドが大きく買われる展開に。
11/30週の最終12/4(金)には利益確定のゴールド売りにやや上値を抑えられたが、終値1838.57としっかり上昇して週を終えた。
2020/12/7(月)~12/11(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
12/7(月) | 29:00 米消費者信用残高 |
12/8(火) | ☪下弦 19:00 ユーロ圏20年第3四半期GDP(確報) |
12/9(水) | 24:00 カナダ政策金利発表 24:30 米IEA週間石油在庫統計 |
12/10(木) | 21:45 ECB政策金利発表 22:30 ECB総裁記者会見 22:30 米消費者物価指数 |
12/11(金) | 22:30 米生産者物価指数 |
12/12(土) | |
12/13(日) |
2020/12/7(月)~12/11(金)のゴールドドルの見通しは?
- 米追加景気刺激策への期待感から安全資産のゴールド売りとなるか注視したい
- ゴールド需要を下げる新型コロナワクチン開発の進展にも注目しておきたい
- 1814.40付近を中心とした値動きとなりそう
- 上値の目安は1863.60付近、次に1905.70付近のレジスタンスラインとなりそう
- 下値の目安は1814.40付近、次に1767.23付近のサポートラインとなりそう