【復習】6/10週の豪ドル円のおさらいと6/17週の注目ポイント

おさらいと見通し
おさらいと見通し

下落傾向が続く中、直近2週間は様子見だったものの6/10週には下落再開、75円をしっかり割り込んで74.567で週を終えた豪ドル円。

6/17週の値動き次第では72~73円付近も見えてくる可能性が高く、数年振りに訪れる大きなターニングポイントに差し掛かりました。

次週6/17週の豪ドル円の注目ポイントまとめると次の通り。

  • 下落再開し、2019年上半期終了を待たずに新たな局面に移行
  • 反発上昇は75円付近が重石になる可能性がある
  • 下落継続なら74.100付近、次に73.500付近で支持されるかに注目
  • 過去の値動きから72.500~73.000付近に超強力なサポート層がある
のりポン
のりポン

豪ドル円は今年上半期終了まで2週間を残して、いよいよ2019年の最重要局面に入りました。

6/17週に72~73円が射程圏内に入るか?注目ですね!

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2019/6/10(月)~6/14(金)の豪ドル円チャートのおさらい

先々週(5/27週)と先週(6/3週)の豪ドル円チャートのおさらい

2019/5/27(月)~6/7(金) 豪ドル円チャート(H1)
【2019/5/27(月)~6/7(金) 豪ドル円チャート(H1)】
先々週(5/27週)先週(6/3週)
始値75.69275.020
高値76.16475.902
安値75.08774.967
終値75.19475.724
ボラ107.7pips93.5pips
方向下向き横ばい

4/17(水)以降続く下落傾向の流れを受けて先々週(5/27週)も値を下げる展開となったが、75円ちょうど付近で下落を食い止めた。

先週(6/3週)は75円を下抜けるか試されたものの、辛うじて75円を維持して今週(6/10週)につないだ。

ただ、4/17(水)より続いてきた下落の流れは値動きに大きく圧し掛かっていること、75円より下には強い支持線を見出せないことから、豪ドル円の軟調傾向は変わっていない。

2019/6/10(月)~6/14(金)の豪ドル円チャートのおさらい

2019/6/10(月)~6/14(金) 豪ドル円チャート(H1)
【2019/6/10(月)~6/14(金) 豪ドル円チャート(H1)】
先週(6/3週)今週(6/10週)説明
始値75.02076.009下に大きな
窓を開ける
高値75.90276.009始値が高値
安値74.96774.48275円を
割り込む
終値75.72474.56775円を
割り込む
ボラ93.5pips152.7pips大きく
下げた
方向横ばい下方向一方通行
月日ボラ説明
6/10(月)59.4pips一方的に
下げる
6/11(火)28.1pips様子見
6/12(水)44.3pips下げ再開
6/13(木)50.6pips75.000付近が
抵抗となる
6/14(金)48.2pips反発の
兆しなく
平均46.1pips目立った
勢いなく

2019/6/10(月)~6/14(金)の豪ドル円チャートはどう動いた?

2019/5/21(火)~6/14(金) 豪ドル円チャート(H4)
【2019/5/21(火)~6/14(金) 豪ドル円チャート(H4)】

下落再開75円をしっかり割り込んで今年の上半期終了まで2週間を残して豪ドル円は新たな局面に移行した。

4/17(水)から継続してきた下落傾向が、直近2週間の5/27週と6/3週に75円付近で下げ止まる場面も見られた。

しかし今週(6/10週)になると75円付近をあっさりと下抜け、抵抗らしい抵抗もなく74.500付近までは一直線に値を下げた。

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次週(6/17週)の豪ドル円の注目ポイントは?

2019/3/29(金)~6/14(金) 豪ドル円チャート(D1)
【2019/3/29(金)~6/14(金) 豪ドル円チャート(D1)】
線種価格帯説明
抵抗80.5004/18(木)高値付近
抵抗79.6002019年レンジ上限
抵抗77.8002019年レンジ下限
抵抗77.000今年1月前半の
強力な支持線
抵抗76.4002016年6~9月の
強力な支持線。
抵抗75.400年始オーバーシュート直後の支持線
ここを抜けると新たな局面に移行
抵抗75.000市場が死守する支持線
支持74.1002019年の奈落

過去の値動きに見る、豪ドル円の底値73円付近

2019/6/24(金)付近 豪ドル円チャート(D1)
【2019/6/24(金)付近 豪ドル円チャート(D1)】

過去にさかのぼって75円を割り込み74円に迫る値動きを見せたチャートを調べると、2016/6/24(金)に行き着く(上のチャート中央付近)。

奇しくもちょうど3年前となるが、2ヶ月間ジリ安傾向ながらもレンジ相場が続いた後に72.447を安値にして大幅反発の調整が入り、翌日終値74.500付近から3週間程度で値を戻している。

2012/6/1(金)付近 豪ドル円チャート(D1)
【2012/6/1(金)付近 豪ドル円チャート(D1)】

さらにさかのぼること今から7年前、2012/6/1(金)にも74.440をその日の安値としてその後反発上昇、約2週間ほどで値を戻している。

前日までは1ヶ月以上続く下落傾向を74円付近が受け止めて、反発の踏み台として強力にサポートした。

2011/10/3(月)付近 豪ドル円チャート(D1)
【2011/10/4(火)付近 豪ドル円チャート(D1)】

もう少しさかのぼると、2011/10/4(火)に72.040をその日の安値としてその後反発している。

過去のチャートを確認すると、上記3つのいずれもが73円付近の前後1円の幅で強力にサポートされている。

トレード手法によって異なるが、これを好機と捉えて73円付近まで順張りでエントリーするか?あるいは73円付近まで待って逆張りするか?などトレードチャンスとなる可能性がある。

上値が重い展開への対処

6/10週の1週間で一方的な下落が続いた後は、調整に入る可能性がある。

その場合は75円付近が重石となって圧し掛かってくる可能性がある。

反発虚しく下落傾向が進むならば74.100付近のサポートの作用に注目したいが、さらに下抜けるから73円が射程圏内に入り73.500付近のサポートに期待したいところだ。

まとめ:次週(6/17週)の豪ドル円の注目ポイントは?

これまでの内容をまとめると、次週6/17週の豪ドル円の注目ポイントは次の通り。

  • 下落再開し、2019年上半期終了を待たずに新たな局面に移行
  • 反発上昇は75円付近が重石になる可能性がある
  • 下落継続なら74.100付近、次に73.500付近で支持されるかに注目
  • 過去の値動きから72.500~73.000付近に超強力なサポート層がある

豪ドル円自体の奈落72~73円が見えてこればビッグチャンス到来となるか、6/17週の豪ドル円の値動きから目が離せない状況は続きそうだ。