のりポン
ECB決定の利下げで一瞬ドル買いが入ったものの、その後は方向感のない値動きになりましたね。
長期の足は下落トレンドをしっかり維持しているので、米中貿易問題の解決を示唆する材料が出れば強いドル買いトレンドが発生しそうです。
2019/9/9(月)~9/13(金)のユーロドルチャートのおさらい
値 | 9/2週 | 9/9週 | 月日 | ボラ (pips) |
始値 | 1.09896 | 1.10228 | 9/9(月) | 52.6 |
高値 | 1.10847 | 1.11096 | 9/10(火) | 29.0 |
安値 | 1.09259 | 1.09269 | 9/11(水) | 70.4 |
終値 | 1.10250 | 1.10758 | 9/12(木) | 160.4 |
ボラ | 158.8 | 182.7 | 9/13(金) | 54.2 |
方向 | 下方向 | 横ばい | – | – |
2019/9/9(月)~9/13(金)のユーロドルはどう動いた?
前週9/2週の売り買いマチマチの流れを引き継ぎ、9/9週の前半はECBの政策金利発表まで様子見に終始。
ECBの利下げ決定報道時に一時1.09400付近のサポートラインまで値を下げたものの、その直後に反発上昇。
8月後半の支持線1.11100付近の抵抗に捉まるまで上昇して、終値1.10758で週を終えた。
次週(9/16週)のユーロドルの見通しは?
線種 | 価格帯 | 説明 |
抵抗 | 1.14370 | 昨年11月・12月と 今年3月の抵抗線 |
抵抗 | 1.14100 | 今年2月末の抵抗線 |
抵抗 | 1.13900 | 2月末~3月初の抵抗線 |
抵抗 | 1.13430 | 2月中頃の抵抗線 |
抵抗 | 1.13240 | 4/22週高値付近 |
抵抗 | 1.12770 | 4月前後半の 強力な抵抗線 |
抵抗 | 1.12120 | 5/6週の抵抗線 5/13週以降は踏み台に? |
抵抗 | 1.11730 | 5月の抵抗・支持線 6月も作用しそう |
抵抗 | 1.11440 | 4月レンジの下限 |
抵抗 | 1.11100 | かなり強力な支持線 ここを下抜けると 2年間の値動きがリセット |
抵抗 | 1.10750 | 2019年7月末の 支持線 |
抵抗 支持 | 1.10560 | 2017年5月前半の抵抗線 |
抵抗 | 1.10270 | 2019年8月の 支持線 |
支持 | 1.09900 | 2017年 4月・5月の抵抗線 |
支持 | 1.09460 | 2017年 4月・5月の抵抗線 |
支持 | 1.08700 | 2017年4月・5月の 強力な支持線 |
米中貿易問題を睨んだ展開に
リスクオン・モードでユーロにやや強さが戻った9/9週だが、長期の足で見るとユーロ売りドル買いの下落トレンドにブレなし。
次週9/16週はユーロ売りというより米ドル買いの材料があるか?で値動きに影響がありそう。
1.11100付近にある強い抵抗の突破は容易ではなく、強いドル売り材料がなければ1.09900付近が下値の目安に。
米中貿易問題の解決を示唆する材料が出てこれば、1.09400付近までは下げそう。
まとめ:次週9/16週のユーロドルの見通しは?
以上を踏まえて、次週9/16週のユーロドルの見通しは次の通り。
- リスクオン・モードながら長期足は下落トレンドにブレなし
- 1.11100付近の抵抗は強く突破は簡単ではない
- ドル売り材料がなければ1.09900付近が下値の目安に
- 米中貿易問題解決を示唆する材料が出れば1.09400付近まで押し下げそう
9/16週の指標スケジュール
日付 | スケジュール内容 |
9/16(月) | 【祝日】敬老の日 |
9/17(火) | 10:30 豪中銀理事会議事録 22:15 米鉱工業生産・設備稼働率 |
9/18(水) | 17:30 英消費者物価指数 17:30 英生産者物価指数 18:00 ユーロ圏消費者物価指数確報 20:00 米MBA住宅ローン申請指数 21:30 米住宅着工・許可指数 23:30 米EIA週間石油在庫統計 27:00 米FOMC政策金利発表 |
9/19(木) | 日銀金融政策発表 16:30 スイス政策金利発表 20:00 英政策金利発表 20:00 英金融政策委員会(MPC)議事録 21:30 米新規失業保険申請件数 21:30 米フィラデルフィア連銀景況指数 |