自分で作ったリピート系自動売買EA『slime-slayer』の月ごとの運用実績報告です。
2019年9月の利益合計は、13,867円となりました。
EA運用初月の利益合計額にしては悪くないのかな?と。ちなみに10月はこの記事を書いている10/15(火)午前時点で38,639円なので、順調に利益を伸ばしています、が…
自作自動売買EA『slime-slayer』9月の利益合計は13,867円でした
2つの通貨ペアで自作の自動売買EAを運用
EA運用中の 通貨ペア | ポンドドル(GBPUSD) ドルカナダ(USDCAD) |
運用EA | slime-slayer(HH)_ver0.03-6.ex4 |
運用証拠金 | 240,781円 |
2019年9月の 利益額 | 13,867円 |
年率 | 110.6%(19日間) |
今月からフォワードテストも兼ねて運用を始めたリピート系自動売買EA『slime-slayer』ですが、運用初月にしてはまぁまぁな利益額でした。
リピート系自動売買EAは設定した値幅に到達するまで注文しないので、運用当初は設定値幅に到達→注文→決済のサイクルが一巡するまで利益が出ません。
またドルカナダ(USDDCAD)は9/25(水)に運用を開始したので、注文できる期間が少ないなど運用効率がよろしくなかった状況も加味すると悪くない結果かな、と。
2つの通貨ペアを選んだ理由は「緩やかでちょうど中間」なこと
リピート系自動売買EA『slime-slayer』を運用する通貨ペアの選択基準は、次の2つです。
- 近隣の国同士の通貨ペアであること
- 運用開始時の値動きが長期足の上限・下限の中間付近であること
まず「近隣の国同士の通貨ペア」を選ぶのは、緩やかな値動きに期待しています。
ユーロ(EUR)だとスイスフラン(CHF)やポンド(GBP)、豪ドル(AUD)ならニュージーランドドル(NZD)、米ドル(USD)ならカナダドル(CAD)といった具合です。
「長期足の上限・下限の中間付近」を選ぶのは、『slime-slayer』の設定で両建て価格帯を設定して少ない証拠金で効率よく利益を積み重ねたいから。
運用初期にコツコツ利益を積み重ねることができれば、リピート系トレード特有の含み損が増える場面でもある程度余裕を持って証拠金維持率を維持できるからです。
「少ない証拠金向けの低リスク運用」を目指したEAの運用設定
自分で作ったリピート系自動売買EA『slime-slayer』は、売り注文と買い注文それぞれの価格帯を個別に設定できる「ハーフ&ハーフ」機能を実装しています。
例えば実際に運用中のドルカナダのハーフ&ハーフ設定は、次の通りです。
設定項目 | 設定値 |
売り注文上限価格 | 1.36638 |
売り注文下限価格 | 1.31226 |
買い注文上限価格 | 1.33226 |
買い注文下限価格 | 1.27813 |
上記のハーフ&ハーフ設定では、1.31226~1.33226間は売り買い両注文となります。
自作のリピート系自動売買EA『slime-slayer』では、値動きが乱高下しても効率よく注文・決済できるよう、過去の値動きから売り買いが交錯しそうな価格帯を目安に両建て価格帯の設定が可能です。
リピート系自動売買EA『slime-slayer』では単利・複利設運用が可能!
さらに低リスク運用を実現するために、自作のリピート系自動売買EA『slime-slayer』では次のような「単利・複利運用」と「繰返し・順張り」機能を実装してます。
設定項目 | 設定値 |
単利・複利設定 | 複利運用 |
注文方法 | 順張り注文 |
- 単利運用 … 口座残高に関係なく設定したLotで注文する
- 複利運用 … 口座残高に連動してLotを自動的に増減して注文する
自作のリピート系自動売買EA『slime-slayer』では上記2つの運用方法を用意して、短期・長期いずれのリピート系トレードの実行が可能となっています。
リピート系自動売買EA『slime-slayer』では効率の良い順張り注文が可能!
多くのリピート系トレードでは、予め設定した値幅になると値動きの方向に関係なく注文します。
しかし自作のリピート系自動売買EA『slime-slayer』では独自のロジックにより、売り注文は下落時のみ、買い注文は上昇時のみ注文する順張り注文機能を実装しています。
- 繰返し注文 … 設定した値幅になったときに繰返し注文する
- 順張り注文 … 独自ロジックにより逆張りせず順張り時のみ注文する
「順張り注文」を設定すると「繰返し注文」よりも注文数は減りますが、ムダな注文による口座残高への負担を減らして利益確定しやすい状況でのみ注文することが可能になりました。
今後の運用方針・EAの設定について
レバレッジが高めなので11月から運用設定を見直す予定
現在リピート系自動売買EA『slime-slayer』を運用しているポンドドル(GBPUSD)は、初期口座残高138,781円に対し10/16(水)時点ですでに10月単月の利益合計が38,639円に達しています。
利益がドンドン積み重なるのは嬉しいですが、証拠金維持率が10,000%を割り込むやや警戒すべき場面もチラホラ出てきていること、さらには当初の想定よりも利益の増え方も速すぎます。
11月からは1注文あたりのLotを今より少なくして、証拠金維持率に余裕を持たせた運用設定に変更する予定です。