【復習】11/11週の豪ドル円のおさらいと11/18週の見通し

11/11週の豪雇用統計の弱い結果により利下げ観測が強まり、豪ドルがしっかり売られましたね。

73.310付近のサポートラインが豪ドル売りを支えて週末前にやや反発したものの値動きは限定的。

中国の景気減速による米国影響力の増加や香港情勢の悪化・停滞、2017年9月以降の下落トレンドも影響して上値が重い展開は11/11週も続きそうですね。

2019/11/11(月)～11/15(金)の豪ドル円チャートのおさらい

11/11週は、73.310付近のサポートラインにしっかりと支えたれた週となった。

前週11/4週はやや方向性のない値動きとなったが、利下げリスクが再燃したことが豪ドル売りを誘発した。

73.310付近のサポートラインに支えられてから反発、74.100付近のサポートラインまで値を戻した。

ただ前週11/4週にも確認したが重い75.000付近を突破できず、終値74.200で週を終えた。

線種	価格帯	説明
抵抗	80.500	4/18(木)高値付近
抵抗	79.600	2019年レンジ上限
抵抗	77.800	2019年レンジ下限
抵抗	77.000	今年1月前半の強力な支持線
抵抗	76.400	2016年6～9月の強力な支持線
抵抗	76.000	5月末と7月の抵抗線
抵抗	75.840	7月前半の抵抗線 7月後半の支持線
抵抗	75.600	6/24週後半のやや弱い抵抗線
抵抗	75.400	年始オーバーシュート直後の支持線ここを抜けると新たな局面に移行
抵抗	75.250	6月初めと7月半ばの支持線
抵抗	75.000	市場が死守する支持線
抵抗	74.500	2019年9月半ばの抵抗線
支持	74.100	強力な支持線
支持	73.310	2019年9月後半の抵抗線
支持	73.000	2016年6月後半の強力な支持線
支持	72.650	2019年8月の抵抗線 2019年9月後半の支持線
支持	72.260	2009年7月前半の支持線
支持	71.800	2019年8月前半の支持線
支持	71.200	2009年7月前半の支持線
支持	70.500	2008年11月の抵抗線
支持	69.600	2009年3月の抵抗線

米国指標結果は伸び悩んでいるものの中国の指標は景気減速を示唆する結果が多く、中国への米国の影響力が増している状況。

また香港情勢も日々悪化していることが豪ドル売りを誘発する材料になっており、11/11週同様11/18週も豪ドルが売られ易い状況が続きそう。

それほど強くない74.100付近のサポートラインを中心とした値動きとなりそうだが、2017年9月より続く下落トレンドの影響は考慮すべき。

重い上値の目安は75.600付近の抵抗まで、下値の目安は73.000付近のサポートラインとなりそう。

これらの内容をまとめると、次週11/18週の豪ドル円の見通しは次の通り。

日付	スケジュール内容
11/18(月)
11/19(火)	09:30　豪中銀理事会議事録 22:30　米住宅着工・許可件数
11/20(水)	21:00　米MBA住宅ローン申請数 24:30　米EIA週間石油在庫統計 28:00　米FOMC議事録（10/29・30開催分）
11/21(木)	22:30　米新規失業保険申請件数 22:30　米フィラデルフィア連銀景況指数
11/22(金)
11/23(土)
11/24(日)