ゴールドドル(XAUUSD)の10/12(月)~10/16(金)の復習と10/19(月)~10/23(金)の値動きの見通しをまとめました。
10/12週後半にドル売りが入って値を戻すまで、ユーロに対して米ドルの割高感が増したことからゴールドが売られましたね。
直近3週間は1863.60~1933.00間のレンジを形成して狭い範囲での値動きに終始していますが、米大統領選挙など大きなサプライズがない限り低調なボラティリティは続きそうです。
2020/10/12(月)~10/16(金)のゴールドドルはどう動いた?
値 | 10/5週 | 10/12週 |
始値 | 1904.98 | 1928.72 |
高値 | 1930.41 | 1933.16 |
安値 | 1872.83 | 1882.47 |
終値 | 1929.9 | 1898.7 |
ボラティリティ | 5758 | 5069 |
10/12週の開始直後から1933.00付近のレジスタンスラインに上値を抑えられて以降、日を追うごとに下値を切り下げた。
先週安値1872.83付近まで米ドル売りが進んだが、その後小幅ながらゴールド買いが入り1905.70付近までやや値を戻した。
週後半は手掛かり材料がない中で方向感のない値動きとなり、終値1898.7で週を終えた。
2020/10/19(月)~10/23(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
10/19(月) | |
10/20(火) | 09:30 豪中銀理事会議事録 21:30 米住宅着工・許可件数 |
10/21(水) | 17:30 英消費者物価指数 17:30 英生産者物価指数 23:30 米EIA週間石油在庫統計 27:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック) |
10/22(木) | |
10/23(金) | ☪上弦 |
10/24(土) | |
10/25(日) | 欧州標準時間に移行 |
2020/10/19(月)~10/23(金)のゴールドドルの見通しは?
主要通貨、特にユーロに対する米ドルの値動きに呼応して、ドル高に振れればゴールドが売られる展開は今後も続きそう。
直近3週間は1863.60~1933.00間の狭い範囲での値動きに終始しており、米大統領選挙の行方や欧州諸国の新型コロナウィルス感染再拡大に伴う封鎖措置などを見極めたい思惑からボラティリティの低下を招いている。
1905.70付近を軸に上値は1933.00付近のレジスタンスラインまでだが、ここを上抜けると次は1969.80付近が目標となりそう。
下値は1863.60付近の強いサポートラインが目安だが、ここを下抜けると1814.40付近のサポートラインまでは速い値動きとなりそう。
- ユーロに対する米ドルの値動きを注視したい
- 直近3週間は1863.60~1933.00間の狭い範囲での値動きに終始している
- 1905.70付近を軸とした値動きとなりそう
- 上値の目安は1933.00付近のレジスタンスラインまで
- 下値は1863.60付近を下抜けると次の1814.40付近までは速い値動きとなりそう