ドルスイスフラン(USDCHF)の10/19(月)~10/23(金)の復習と10/26(月)~10/30(金)の値動きの見通しをまとめました。
通商交渉の強化と協定の法的文書作成を進めることで英国とEUが合意したと伝わると、一気にリスクオン・モードになりましたね。
いよいよ0.90300付近のサポートラインに到達、今後は今年8月に付けた最安値0.89986を更新するかに注目です。
2020/10/19(月)~10/23(金)のドルスイスフランはどう動いた?
値 | 10/12週 | 10/19週 |
始値 | 0.91097 | 0.91430 |
高値 | 0.91626 | 0.91654 |
安値 | 0.90864 | 0.90305 |
終値 | 0.91493 | 0.90408 |
ボラティリティ | 76.2 | 134.9 |
前週10/12週最終の流れを受けて、ややドル買いで始まった10/19週。
通商交渉の強化と協定の法的文書作成を進めることで英国とEUが合意したと伝わると、一気にリスクオン・モードに。
0.90300付近の強いサポートラインに支えられるまでドル売りスイスフラン買いが進んだが、利益確定のフラン売りで落ち着きを取り戻して終値0.90408で週を終えた。
2020/10/26(月)~10/30(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
10/26(月) | 【休場】ニュージーランド・香港 23:00 米新築住宅販売件数 |
10/27(火) | 21:30 米耐久財受注 |
10/28(水) | 23:00 カナダ政策金利発表 23:30 米EIA週間石油在庫統計 |
10/29(木) | 【休場】トルコ 日銀金融政策・展望レポート発表 21:30 米20年第3四半期GDP(速報) 21:45 ECB政策金利発表 22:30 ECB総裁会見 |
10/30(金) | 19:00 ユーロ圏20年第3四半期GDP(速報) 19:00 ユーロ圏消費者物価指数速報 19:00 ユーロ圏雇用統計 21:30 米個人所得・支出 22:45 米シカゴ購買部協会景気指数 |
10/31(土) | ☪満月 |
11/1(日) | 米・カナダ標準時間に移行 |
2020/10/26(月)~10/30(金)のドルスイスフランの見通しは?
今年8月以降下値を強力に支え続けている0.90300付近のサポートラインに到達した10/19週、今後は0.90000台を維持できるか?下抜けるか?に注目したい。
米大統領選挙の投票日まであと1週間と迫った中で、市場にも行方を見極めたい向きから慎重な値動きとなりそう。
ただ、10/29(木)に予定されているECB政策金利発表とECB総裁会見の内容を忘れずに注視したい。
上値は重そうだが、0.91300付近のレジスタンスラインが目安となりそう。
下値は0.90300付近の強力なサポートラインの下抜けは容易ではないが、次は0.89300付近のサポートラインまでは速いペースで下値を切り下げそう。
- 米大統領選挙の行方を見極めたい向きから慎重な値動きとなりそう
- 10/29(木)のECB政策金利発表とECB総裁会見の内容に注目
- 上値の目安は0.91300付近のレジスタンスライン、次に0.91600付近となりそう
- 下値は0.90300付近の強力なサポートラインの下抜けは容易ではない印象
- 0.90300付近を下抜けると次は0.89300付近までは速いペースで下値を切り下げそう
ご報告があります。
毎週更新していたドルスイスフランの復習と見通しは、年末を待たずに今回でいったん終了とさせていただきます。節約した時間を使って今後は自動売買EAの新規構築に勤しみたいと思います。
長期足で見ると妙味があるドルスイスフランなので、毎週の復習と見通しの更新復活や自動売買EAによる取引開始などでまたお目にかかることもあると思います。
これまでのご愛顧、ありがとうございました。