ポンドドル(GBPUSD)の11/30(月)~12/4(金)の復習と12/7(月)~12/11(金)の値動きの見通しをまとめました。
英国のEU離脱まであと4週間と差し迫っていますが通商交渉は難航していて、EUが英国の主権を認めないと合意に至らない局面となっていますね。
新型コロナワクチン開発への期待も高まりますが、英国とEUとの間でもう一波乱、二波乱ありそうです。
2020/11/30(月)~12/4(金)のポンドドルはどう動いた?
値 | 11/23週 | 12/30週 |
始値 | 1.32925 | 1.33287 |
高値 | 1.33977 | 1.35388 |
安値 | 1.32637 | 1.32875 |
終値 | 1.33085 | 1.34344 |
ボラティリティ | 134.0 | 251.3 |
英国のEU離脱が5週間後に迫る中で通商協議が難航していることから、11/30週の開始直後は上値が伸び悩んだ。
しかし新型コロナワクチン開発や米議会の新型コロナウィルス追加経済対策への期待を材料にリスクオンとなり、ポンド買いドル売りが大きく進んだ。
ただ11/30週最終日に英国とEUとの通商協議の一時停止が報道されると利益確定のポンド売りが出て反落、終値1.34344と強力な1.33900付近のサポートラインに支えられて週を終えた。
2020/12/7(月)~12/11(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
12/7(月) | 29:00 米消費者信用残高 |
12/8(火) | ☪下弦 19:00 ユーロ圏20年第3四半期GDP(確報) |
12/9(水) | 24:00 カナダ政策金利発表 24:30 米IEA週間石油在庫統計 |
12/10(木) | 21:45 ECB政策金利発表 22:30 ECB総裁記者会見 22:30 米消費者物価指数 |
12/11(金) | 22:30 米生産者物価指数 |
12/12(土) | |
12/13(日) |
2020/12/7(月)~12/11(金)のポンドドルの見通しは?
- 英国とEUの通商協議の行方を注視したい
- 12/10(木)のECB政策金利発表とECB総裁記者会見の内容に注目したい
- 1.33900付近を中心とした値動きとなりそう
- 上値の目安は1.35400付近、次いで1.36600付近のレジスタンスラインまで
- 下値の目安は1.32500付近、次いで1.31700付近のサポートラインまで