この記事では(米)雇用統計のドル円チャートを1年間に渡って記録していきます。
筆者自身は雇用統計のある週は一切のトレードを休止していますが、この記録を続けることで確度の高いトレードチャンスを見出せれば面白いと思っています。
2019年(米)雇用統計のドル円チャートはこう動いた!
(米)雇用統計の発表値と市場の動きに言及しないことについて
(米)雇用統計の記録というからには、値動きが動機付いた理由として(米)雇用統計の発表内容についても言及すべきでしょうが、当ブログは先入観なく値動きを客観的に捉えて考察したい趣旨なものですから、あえて発表値を記録も言及もしません。
まぁぶっちゃけ、そこまでやるとちょっと手間かなと思いまして。
発表された各値の分析などは当ブログよりも、もっと詳しくて経験豊かなその筋を当てにしていただく方が幸せになれると思います。
2019/2/1(金)
(米)雇用統計発表時(22:30)の始値 | 108.907 |
(米)雇用統計発表以降の最高値(26:45付近) | 109.582 |
始値~最高値のボラティリティ | 67.5pips |
(米)雇用統計発表以降の値動き | 上向き |
今回の値動きの特徴 | 発表後4時間かけて最高値をつけた |
縦の紫線は(米)雇用統計が発表された日本時間22:30を、またピンクのボックスは東京時間を示しています。
(米)雇用統計発表後は急激に上昇する値動きを見せ、およそ4時間後に当日最高値をつけて一服。
この時の最高値109.600付近は、この直後の2月前半から強力なサポートラインとして機能し続けることになりました。
2019/3/8(金)
(米)雇用統計発表時(22:30)の始値 | 111.094 |
(米)雇用統計発表以降の最安値(22:30付近) | 110.757 |
始値~最安値のボラティリティ | 33.7pips |
(米)雇用統計発表以降の値動き | 横ばい |
今回の値動きの特徴 | 値動きの反応は極めて限定的だった |
サマータイム以降直前の(米)雇用統計時のドル円チャートです。紫線が(米)雇用統計発表時間の22:30を示しています。
上のM5チャートを見ても明らかですが、(米)雇用統計発表への値動きの反応は極めて限定的で、まるで(米)雇用統計の発表がなかったかのような反応でした。
この日以降は徐々に上向きの値動きになったものの、次の日から3日間は動機に欠ける勢いのない値動きに終始することになりました。
2019/4/5(金)
(米)雇用統計発表時(21:30)の始値 | 111.628 |
(米)雇用統計発表以降の最高値(21:43付近) | 111.823 |
(米)雇用統計発表以降の最安値(21:30付近) | 111.541 |
始値~最高値のボラティリティ | 19.5pips |
始値~最安値のボラティリティ | 8.7pips |
(米)雇用統計発表以降の値動き | 横ばい |
今回の値動きの特徴 | 一瞬大きく振れたが30分で収束 |
サマータイムになって初めての(米)雇用統計発表になります。
発表値を嫌ってかはじめの5分で大きく下向きに振れましたが、すぐに買いが入って値を戻しました。
(米)雇用統計発表後は110.600-800と発表前のレンジに戻り方向感のない値動きに終始しました。
2019/5/3(金)
(米)雇用統計発表時(21:30)の始値 | 111.513 |
(米)雇用統計発表以降の最高値(21:31付近) | 111.644 |
(米)雇用統計発表以降の最安値(22:10付近) | 111.070 |
始値~最高値のボラティリティ | 13.1pips |
始値~最安値のボラティリティ | 44.3pips |
(米)雇用統計発表以降の値動き | 下向き |
今回の値動きの特徴 | 21:30の1分間のみ 値動きがぶれる |
平成から令和への改元、譲位に伴う超大型GW半ばというちょっといつもと異なる状況の中での(米)雇用統計となりました。
4月の米雇用統計で雇用者数は予想を上回って増加しましたが、賃金の伸び悩みでドルが主要通貨に対して下落しました。
今回の(米)雇用統計も5/1(水)のFOMCも、いつもよりも値動きがおとなしくて残念な向きもあることと推察します。
FOMCの値動きはこちらのブログ記事にとめていますので、よろしければご覧ください。
2019/6/7(金)
(米)雇用統計発表時(21:30)の始値 | 108.440 |
(米)雇用統計発表以降の最高値(21:30付近) | 108.460 |
(米)雇用統計発表以降の最安値(21:48付近) | 107.881 |
始値~最高値のボラティリティ | 2pips |
始値~最安値のボラティリティ | 57.9pips |
(米)雇用統計発表以降の値動き | 下向き |
今回の値動きの特徴 | 108.000付近に 強くサポートされる |
2019/7/5(金)
日本時間21:30に発表されます。
発表後に記事を追加・更新しますので、それまでお待ちください。
なおドル円に影響を与えそうな指標の日程をまとめていますので、合わせてご確認ください。
2019/8/2(金)
日本時間21:30に発表されます。
発表後に記事を追加・更新しますので、それまでお待ちください。
なおドル円に影響を与えそうな指標の日程をまとめていますので、合わせてご確認ください。