【復習】6/24週の豪ドル円のおさらいと7/1週の注目ポイント

おさらいと見通し
おさらいと見通し

今週(6/24週)はボラティリティ145.7pipsの上昇となった。

この上昇を『下落終了の始まり』と見るか『積み上げてきた円買い豪ドル売りポジションの調整』と見るかで、7/1週のトレード計画が異なってくる。

そんな次週7/1週の豪ドル円の注目ポイントまとめました。

のりポン
のりポン

2019年下半期がスタートする7/1週の豪ドル円。

6/24週に74.000付近から反発上昇した値動きの捉え方によって、下半期の豪ドル円の値動きを占う大切な週となりそうです。

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2019/6/24(月)~6/28(金)の豪ドル円チャートのおさらい

先々週(6/10週)と先週(6/17週)の豪ドル円チャートのおさらい

2019/6/10(月)~6/21(金) 豪ドル円チャート(H1)
【2019/6/10(月)~6/21(金) 豪ドル円チャート(H1)】
先々週(6/10週)先週(6/17週)
始値76.00974.562
高値76.00974.780
安値74.48273.929
終値74.56774.362
ボラ152.7pips85.1pips
方向下方向横ばい

先々週(6/10週)は、前週(6/3週)まで3週間続いたジリ安傾向ながらも75.000付近でサポートされていた値動きから一変、75.000付近を大きく割り込んで週を終えた。

先週(6/17週)は、先週(6/10週)の流れを引き継いで開始直後から値下がりしたものの、74.000付近の強力なサポートラインに支えられた。

その後は74.800付近に上値を抑えられて一進一退の値動きとなり、週の終値74.633で今週(6/24週)へ値動きを引き継いだ。

2019/6/24(月)~6/28(金)の豪ドル円チャートのおさらい

2019/6/24(月)~6/28(金) 豪ドル円チャート(H1)
【2019/6/24(月)~6/28(金) 豪ドル円チャート(H1)】
先週(6/17週)今週(6/24週)
始値74.56274.342
高値74.78075.793
安値73.92974.336
終値74.36275.790
ボラ85.1pips145.7pips
方向横ばい上方向
月日ボラ説明
6/24(月)44.4pips74.800付近の
抵抗線が作用
6/25(火)51.9pips 74.800付近の
抵抗線が作用
6/26(水)82.5pips75.000付近を
しっかり突破
6/27(木)42.0pips75.600付近に
抵抗あり
6/28(金)46.7pips75.800付近まで
しっかり上昇

2019/6/24(月)~6/28(金)の豪ドル円チャートはどう動いた?

2019/6/4(火)~6/28(金) 豪ドル円チャート(H4)
【2019/6/4(火)~6/28(金) 豪ドル円チャート(H4)】

先週(6/17週)の約2倍となる、ボラティリティ145.7pipsと大きく上昇した1週間だった。

6/24週スタート直後は売り買いマチマチの状況で先週(6/17週)の停滞状況が終わり下落再開かと思われた。

豪ドル売り円買い先行の流れを74.350付近のサポートラインが阻止、さらに踏み台にしてその後の上昇を支えた。

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次週(7/1週)の豪ドル円の注目ポイントは?

2019/2/6(水)~6/28(金) 豪ドル円チャート(D1)
【2019/2/6(水)~6/28(金) 豪ドル円チャート(D1)】
線種価格帯説明
抵抗80.5004/18(木)高値付近
抵抗79.6002019年レンジ上限
抵抗77.8002019年レンジ下限
抵抗77.000今年1月前半の
強力な支持線
抵抗76.4002016年6~9月の
強力な支持線。
支持75.400年始オーバーシュート直後の支持線
ここを抜けると新たな局面に移行
支持75.000市場が死守する支持線
支持74.100強力な支持線
支持73.0002016年6月後半の
強力な支持線

6/24週の反発上昇が意味する2つのこと

1月~4月半ばまで続いたレンジ状態から4/17(水)から開始・継続した下落傾向が、74.000付近の強力なサポートラインにより反発上昇に転じた6/24週。

下落の流れを止めた今週(6/24週)のボラティリティ145.7pipsの意味を考えてみると、次の2つが透けて見える。

  1. 73円台突入を阻止し下落の流れを変えたい市場参加者の強い意志
  2. 4/17(水)より積み上げてきた豪ドル売り円買いポジションの調整

この2つのいずれかによって、次週7/1週以降の豪ドル円の傾向は大きく変わってくるだろう。

(1)下落終了の始まりと、(2)下落再開の2つのシナリオ

今週(6/24週)の上昇を市場参加者の功が奏した『下落終了の始まり』と見ると、いったん75.000付近まで小さな調整が入った後に再び上昇するシナリオが考えられる。

一方、6/24週の上昇を『豪ドル売り円買いポジションの調整』と見ると、76.400付近までしっかり調整の円売り豪ドル買いが入った後に下落再開といった値動きが考えられる。

  1. 下落終了の始まり → 75.000付近のサポートが作用するか?
  2. ポジションの調整 → 76.400付近で上値を抑えられるか?

『下落終了の始まり』か『ポジション調整』かを見極めるポイントは、75.000付近で支えられるか?と76.400付近で抑えられるか?の2つ。

7/2(火)13:30には豪政策金利発表も控えており、まずは75.400付近を中心とした値動きからいずれに動くかを見守りたい。

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まとめ:次週(7/1週)の豪ドル円の注目ポイントは?

これまでの内容をまとめると、次週7/1週の豪ドル円の注目ポイントは次の通り。

  • 6/24週の上昇の2つの捉え方でエントリーのシナリオを用意する
  • 下落した場合は75.000付近で支えられるか?
  • 上昇した場合は76.400付近で上値を抑えられるか?
  • 7/2(火)13:30の豪政策金利発表時の値動きに注意

2019年の下半期のスタートとなる次週7/1週は、しっかりとポイントを絞ってトレード計画を立てて挑みたいところだ。