7/15週はレンジを形成しつつジリジリと上値を更新する、安定的な上昇トレンドに乗った値動きとなった。
次週7/22週は値動きに影響を与える指標発表の予定はなく、7/15週同様緩やかな値動き展開となりそう。
そんな7/15週のおさらいと次週7/22週の豪ドル円の見通しは…
- 76.000付近の強い抵抗線と上昇トレンドラインが交差しそう
- 引き続き上昇トレンドラインに押し上げられてジリ高の値動きに
- 75.840付近を中心に上値を模索する値動きとなりそう
- レンジを形成しつつジリ高となれば、75.840~76.400間の値動きとなりそう
のりポン
低調ながらも上昇トレンドに乗った豪ドル円。
見方を変えれば安定的にジリジリと値を上げていく、安らかな値動きの展開となりそうですね。
2019/7/15(月)~7/19(金)の豪ドル円チャートのおさらい
値 | 先週(7/8週) | 今週(7/15週) | 月日 | ボラ (pips) |
始値 | 75.610 | 76.063 | 7/15(月) | 40.3 |
高値 | 75.914 | 76.285 | 7/16(火) | 32.0 |
安値 | 75.183 | 75.132 | 7/17(水) | 34.8 |
終値 | 75.764 | 75.898 | 7/18(木) | 54.3 |
ボラ | 73.1pips | 69.9pips | 7/19(金) | 29.6 |
方向 | 横ばい | – | – |
2019/7/15(月)~7/19(金)の豪ドル円チャートはどう動いた?
先々週・先週と2週続けてレンジを形成したが、今週7/15週も75.600~76.065間でレンジを形成した。
3週間前の6/24週に下落トレンドを上方向にブレイクしたが、その後レンジを形成しつつジリジリと値を上げてきている。
ただ、次週7/22週には頑強な76.065付近の抵抗に上昇トレンドが交差するタイミングとなるため、値動きの行方を注視したい。
次週(7/22週)の豪ドル円の注目ポイントは?
線種 | 価格帯 | 説明 |
抵抗 | 80.500 | 4/18(木)高値付近 |
抵抗 | 79.600 | 2019年レンジ上限 |
抵抗 | 77.800 | 2019年レンジ下限 |
抵抗 | 77.000 | 今年1月前半の 強力な支持線 |
抵抗 | 76.400 | 2016年6~9月の 強力な支持線。 |
抵抗 | 76.000 | 5月末と7月の 抵抗線 |
支持 | 75.840 | 7月前半の抵抗線 7月後半の支持線 |
支持 | 75.600 | 6/24週後半の やや弱い抵抗線 |
支持 | 75.400 | 年始オーバーシュート直後の支持線 ここを抜けると新たな局面に移行 |
支持 | 75.250 | 6月初めと7月半ばの支持線 |
支持 | 75.000 | 市場が死守する支持線 |
支持 | 74.100 | 強力な支持線 |
支持 | 73.000 | 2016年6月後半の 強力な支持線 |
76.000付近と上昇トレンドラインが交差するタイミング
すでに値動きに折り込み済みとなっている76.000付近の強い抵抗線と、上昇トレンドラインが次週7/22週に交差する。
次週7/22週は豪ドル円に影響のある指標発表は予定されておらず、上下から売り買いの圧力が値動きにどう影響するのか注視したい。
75.840付近を中心に上値を試す展開に
7/15週は上昇トレンドラインに沿って、レンジを形成しつつジリ高傾向となった。
このジリ高の流れを引き継いで、7/22週は75.840付近を中心とした値動きからより上値を目指すことになりそうだ。
その場合は上昇トレンドラインに押し上げられる形で、一段上の支持線上にある75.840~76.400間の値動きとなりそうだ。
まとめ:次週(7/22週)の豪ドル円の注目ポイントは?
これまでの内容をまとめると、次週7/22週の豪ドル円の見通しは次の通り。
- 76.000付近の強い抵抗線と上昇トレンドラインが交差しそう
- 引き続き上昇トレンドラインに押し上げられてジリ高の値動きに
- 75.840付近を中心に上値を模索する値動きとなりそう
- レンジを形成しつつジリ高となれば、75.840~76.400間の値動きとなりそう
低調ながらも上昇トレンドに乗った豪ドル円、見方を変えれば安定的にジリジリと値を上げていく値動きの展開となるかに注視したい。