豪ドル円(AUDJPY)の10/19(月)~10/23(金)の復習と10/26(月)~10/30(金)の値動きの見通しをまとめました。
中国経済回復が持続していることから豪ドルが買われる場面がありましたが、利益確定売りに圧された後は慎重な値動きとなりました。
米大統領選挙を一週間後に控えて慎重ムードが強まれば、引き続き低調なボラティリティのまま74.000~75.000間のレンジを形成しそうですね。
2020/10/19(月)~10/23(金)の豪ドル円はどう動いた?
値 | 10/12週 | 10/19週 |
始値 | 76.229 | 74.564 |
高値 | 76.481 | 74.949 |
安値 | 74.254 | 74.188 |
終値 | 74.584 | 74.733 |
ボラティリティ | 222.7 | 76.1 |
10/19週開始直後は、中国経済継続を好感して豪ドル買いが進んだ。
徐々に上値を切り上げたが、75.000付近のレジスタンスラインに抑え込まれると利益確定の豪ドル売りを浴びて一転下落。
74.000手前付近のサポートラインに支えられるが豪ドル買いの材料に欠けて、方向感のないまま終値74.733で週を終えた。
2020/10/26(月)~10/30(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
10/26(月) | 【休場】ニュージーランド・香港 23:00 米新築住宅販売件数 |
10/27(火) | 21:30 米耐久財受注 |
10/28(水) | 23:00 カナダ政策金利発表 23:30 米EIA週間石油在庫統計 |
10/29(木) | 【休場】トルコ 日銀金融政策・展望レポート発表 21:30 米20年第3四半期GDP(速報) 21:45 ECB政策金利発表 22:30 ECB総裁会見 |
10/30(金) | 19:00 ユーロ圏20年第3四半期GDP(速報) 19:00 ユーロ圏消費者物価指数速報 19:00 ユーロ圏雇用統計 21:30 米個人所得・支出 22:45 米シカゴ購買部協会景気指数 |
10/31(土) | ☪満月 |
11/1(日) | 米・カナダ標準時間に移行 |
2020/10/26(月)~10/30(金)の豪ドル円の見通しは?
10/19週は前週10/12週の1/3のボラティリティと低調な値動きに終始し、74.000~75.000間の狭い範囲でレンジを形成した。
米大統領選最終討論会に注目が集まったが、ほとんど材料視されなかった模様。
しかし米大統領選挙の投票日まであと1週間となり、様子見が強まれば低ボラティリティのまま引き続きレンジを形成しそう。
74.000~75.000間のレンジを形成しつつ、上値は75.650付近のレジスタンスラインまでとなりそう。
強力な74.000付近のサポートラインが下値を支えるが、ここを下抜けると次は73.300付近が目安となりそう。
- 米大統領選まであと1週間となり、低ボラティリティ継続となるかを注視したい
- 引き続き74.000~75.000間のレンジを形成しそう
- 上値は75.000付近を上抜ければ次は75.650付近のレジスタンスラインまで
- 下値は74.000付近の強力なサポートラインを下抜けると次は73.300付近まで