【復習】5/20週のユーロドルのおさらいと5/27週の注目ポイント

おさらいと見通し
おさらいと見通し
のりポン
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今年1月から下落傾向のユーロドル。

今週5/20週の値動きと来週5/27週のユーロドルの値動きの注目ポイントをまとめました。

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2019/5/20(月)~5/24(金)のユーロドルチャートのおさらい

先々週(5/6週)と先週(5/13週)のユーロドルチャートのおさらい

2019/5/6(月)~5/17(金) ユーロドルチャート(H1)
【 2019/5/6(月)~5/17(金) ユーロドルチャート(H1) 】
先々週(5/6週)先週(5/13週)
始値1.116841.12298
高値1.125351.12636
安値1.116581.11552
終値1.123421.11584
ボラ87.7pips108.4pips
方向横ばい下落

4/22週の下落の流れから一転、反発上昇した前週4/29週が上値を押えられた1.12620付近に再び頭を押えられた格好となった先々週(5/6週)。

続いて先週(5/13週)が再び1.12620付近の突破を試みたが失敗し、後半は下落の一途を辿って終えた。

一方、安値は4/29週を支えた1.11440付近より上に強い支持層があり、下落傾向を強めた5/13週も1.11440付近を下抜ける前にサポートされて週を終えた。

2019/5/20(月)~5/24(金)のユーロドルチャートのおさらい

2019/5/20(月)~5/24(金) ユーロドルチャート(H1)
【2019/5/20(月)~5/24(金) ユーロドルチャート(H1)】
先週(5/13週)今週(5/20週)説明
始値1.122981.115985/22(水)まで
横ばい
高値1.126361.121211.12120付近に
押さえつけられる
安値1.115521.110701.11000付近は
さすがに反発
終値1.115841.12052 1.12120付近に
押さえつけられる
ボラ108.4pips105.1pips低調
方向下落横ばい指標以外
動機無し
月日ボラ説明
5/20(月)24.2pips横ばい
5/21(火)46.2pips一時振れたが横ばい
5/22(水)31.6pips横ばい
5/23(木)80.5pips1.11100付近に接触
米指標でユーロ買い
5/24(金)39.6pips1.12120付近まで
ジリ高
平均44.4pips指標以外に動機なく
低調な値動き

2019/5/20(月)~5/24(金)のユーロドルはどう動いた?

5/20週のユーロドルは1.12120付近の上値の重さと、1.14400付近の底堅さ&1.11100付近の強烈なサポートラインの存在を再確認して終えた週だった。

5/23(木)NY時間での米指標発表結果を嫌気したドル売りユーロ買い以外は、値動きらしい値動きもなく方向感のない値動きに終始

この5/20週の値動きでは今後のユーロドルの方向を指し示すことは叶わず、残念ながらその役目は次週5/27週に持ち越しとなった。

来週(5/27週)のユーロドルの注目ポイントは?

2019/1/2(火)~5/24(金) ユーロドルチャート(D1)
【2019/1/2(火)~5/24(金) ユーロドルチャート(D1)】
線種価格帯説明
抵抗1.132404/22週高値付近
抵抗1.126204月前後半の
強力な抵抗線
抵抗1.121205/6週の抵抗線
5/13週以降は踏み台に?
支持1.114404月レンジの下限
支持1.11100強力な支持線
ここを下抜けると
2年間の値動きがリセット

1.11100付近を死守できるか?

今年1月から続く下落傾向に歯止めがかからない状況となっている。

大きな時間でチャートを見直すと、2018/2/16(金)の高値1.25555以来ずっと下落傾向が続いている。

このまま1.00000の奈落に突き進むのか?あるいは1.11100付近を死守して反転上昇するのか?の瀬戸際まで来ている。

5/23(木)の値動きを見る限りでは1.111000付近に買いオーダーの厚い層が確認できるが、どこまでこの売り圧力に耐えられるのかに注目したい。

反転上昇しても1.12620付近は上値が重い

1.11440付近もしくは1.11100付近を踏み台にして反転上昇し、1.12120付近を上抜けできたとしても1.12620付近のレジスタンスラインはよく作用しており突破は容易ではない印象。

1.11440付近が底堅さを強めれば圧力こそ高まるものの、1.12120付近を高値とするレンジを形成する可能性がある。

一方で、英メイ首相辞任によるユーロ圏の動静米国vs.各国の情勢はユーロドルにも大きな影響を与えるため、経済・国際ニュースを注視する必要がある。

これら地政学的状況の後押しと相まって、大きな時間に逆らってでも上昇する気配があるかどうか、5/27週は特に注目したい。

まとめ:来週(5/27週)のユーロドルの注目ポイントは?

これらをまとめると、5/27週のユーロドルの値動きの注目ポイントは次の通り。

  • 下落傾向は継続
  • 1.11440付近が下抜ければ1.11100付近でサポートされるか?
  • 上昇しても1.12620付近は重い抵抗となり突破は容易ではない
  • 英メイ首相辞任によるユーロ圏の動静、米国vs.各国の情勢には要注意

ユーロドルが1.00000の奈落へと突き進むか、もしくは1.11100付近で耐えて反転上昇するか、5/27週はユーロドルから目が離せない。