のりポン
1.09900~1.10750間の狭い範囲での値動きに終始しました。
ユーロ・ドルの売り買い材料に乏しい中、9/24(火)から始まる国連総会の首脳級演説の内容からサプライズが発生するかに注目したいですね。
2019/9/16(月)~9/20(金)のユーロドルチャートのおさらい
値 | 9/9週 | 9/16週 | 月日 | ボラ (pips) |
始値 | 1.10228 | 1.10731 | 9/16(月) | 93.0 |
高値 | 1.11096 | 1.10863 | 9/17(火) | 84.2 |
安値 | 1.09269 | 1.09902 | 9/18(水) | 62.0 |
終値 | 1.10758 | 1.10195 | 9/19(木) | 50.6 |
ボラ | 182.7 | 96.1 | 9/20(金) | 71.3 |
方向 | 横ばい | 横ばい | – | – |
2019/9/16(月)~9/20(金)のユーロドルはどう動いた?
9/16週は方向感のない値動きに終始し、前週9/9週の上げ幅分だけ下げた週となった。
9/18(水)のFOMC利下げ決定に反応したドル買いが見られたものの影響は限定的で、1.09900~1.10750間でレンジを形成した。
米FRBと同様に欧州ECBも利下げを発表しているが、ユーロ、米ドル双方に目立った売り買いの材料に乏しく3週連続で横ばいの値動きとなっている。
次週(9/23週)のユーロドルの見通しは?
線種 | 価格帯 | 説明 |
抵抗 | 1.14370 | 昨年11月・12月と 今年3月の抵抗線 |
抵抗 | 1.14100 | 今年2月末の抵抗線 |
抵抗 | 1.13900 | 2月末~3月初の抵抗線 |
抵抗 | 1.13430 | 2月中頃の抵抗線 |
抵抗 | 1.13240 | 4/22週高値付近 |
抵抗 | 1.12770 | 4月前後半の 強力な抵抗線 |
抵抗 | 1.12120 | 5/6週の抵抗線 5/13週以降は踏み台に? |
抵抗 | 1.11730 | 5月の抵抗・支持線 6月も作用しそう |
抵抗 | 1.11440 | 4月レンジの下限 |
抵抗 | 1.11100 | かなり強力な支持線 ここを下抜けると 2年間の値動きがリセット |
抵抗 | 1.10750 | 2019年7月末の 支持線 |
抵抗 | 1.10560 | 2017年5月前半の抵抗線 |
抵抗 支持 | 1.10270 | 2019年8月の 支持線 |
支持 | 1.09900 | 2017年 4月・5月の抵抗線 |
支持 | 1.09460 | 2017年 4月・5月の抵抗線 |
支持 | 1.08700 | 2017年4月・5月の 強力な支持線 |
1.10270付近を中心に、国連総会の首脳級演説と指標発表を待つ展開に
3週連続で方向感のない値動きとなっているが、1.10270付近を中心にユーロ、米ドル双方の売り買い材料を探す展開となりそう。
9/23週は米指標発表のスケジュールが多いが、いずれも影響は限定的。
開催中の国連総会では主に、気候変動対策、イラン情勢、核・ミサイル問題が話し合われている。
しかし9/24(火)から予定されている首脳級一般演説の内容によっては、市場的にサプライズと受け止められて値動きに大きく影響する可能性もあり要注意だ。
まとめ:次週9/23週のユーロドルの見通しは?
以上を踏まえて、次週9/23週のユーロドルの見通しは次の通り。
- 1.10270付近を中心に売り買い材料を探す展開になりそう
- 上値の目安は1.11000付近の抵抗まで
- 下値の目安は1.09900付近、次に1.09400付近まで
- 指標発表予定はいずれも値動きへの影響が限定的となりそう
- 9/24(火)から始まる国連総会の首脳級演説のサプライズに注意
9/23週の指標スケジュール
日付 | スケジュール内容 |
9/23(月) | 【祝日】秋分の日 |
9/24(火) | 【休場】南ア |
9/25(水) | 08:50 日銀議事録要旨(7月29・30日分) 11:00 NZ政策金利発表 20:00 米MBA住宅ローン申請指数 23:00 米新築住宅販売件数 23:30 米EIA週間石油在庫統計 |
9/26(木) | 21:30 米新規失業保険申請件数 21:30 米19年第2四半期GDP(確報) 21:30 米卸売在庫速報値 |
9/27(金) | 21:30 米耐久財受注 21:30 米個人所得・支出 |