ユーロドル(EURUSD)の8/24(月)~8/28(金)の復習と8/31(月)~9/4(金)の値動きの見通しをまとめました。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は8/27(木)の講演の中で『物価から雇用』へ金融政策を大きく方向転換しましたね。
11/3(火)に予定されている米大統領選挙までに、どこまでユーロ買いドル売りが進むのかに注目です。
2020/8/24(月)~8/28(金)のユーロドルはどう動いた?
値 | 8/17週 | 8/24週 |
始値 | 1.18394 | 1.17890 |
高値 | 1.19657 | 1.19197 |
安値 | 1.17542 | 1.17624 |
終値 | 1.17964 | 1.19062 |
ボラティリティ | 211.5 | 157.3 |
前週8/17週のユーロ売りドル買いの流れから変わって、横ばい傾向で始まった8/24週。
8/27(木)の講演でFRBのパウエル議長は、雇用最大化をより積極的に追求して物価の上振れを容認する新鮮戦略を発表。
日付が変わった翌8/28(金)の東京市場から一気にユーロ買いドル売りが入り、1.19200付近の弱いレジスタンスラインに接触するまで値を上げた。
2020/8/31(月)~9/4(金)のユーロドルの見通しは?
米中対立・米大統領選挙の行方・米指標結果を見極めたいことから低いボラティリティが続いているため、9/4(金)の米雇用統計に注目しつつも8/31週はドル売りの流れに大きな変化はなさそう。
週明け8/31週でさらにユーロ買いドル売りが強まれば、まずは1.19200付近のレジスタンスラインの上抜けを試す展開となりそう。
9/4(金)の米雇用統計の結果次第では、終値で1.19700付近を上抜ける展開も視野に入れたい。
余程のドル買い材料がなければ1.18100付近で支えられるが、仮にここを下抜けても1.17700付近の強力なサポートラインが下落を阻む展開となりそう。
- 8/31週はドル売りの流れに大きな変化はなさそう
- 9/4(金)の米雇用統計の結果に注目したい
- まずは1.19200付近の上抜けを試す展開となるか?に注目
- 9/4(金)の米雇用統計の結果次第では1.19700付近の突破も考慮したい
- 下値は1.18100付近まで、強いドル買い材料でも1.17700付近でサポートされそう
2020/8/31(月)~9/4(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
8/31(月) | 【休場】英 22:45 シカゴ購買部協会景気指数 |
9/1(火) | 13:30 豪政策金利発表 18:00 ユーロ圏消費者物価指数速報 18:00 ユーロ圏雇用統計 23:00 米ISM製造業景況指数 23:00 米建設支出 |
9/2(水) | ☪満月 10:30 豪20年第2四半期GDP 18:00 ユーロ圏生産者物価指数 21:15 米ADP雇用統計 23:00 米製造業受注 23:30 米IEA週間石油在庫統計 27:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック) |
9/3(木) | 18:00 ユーロ圏小売売上高 21:30 米貿易収支 23:00 米ISM非製造業景況指数 |
9/4(金) | 21:30 米雇用統計 |