【復習】9/30週のドル円のおさらいと10/7週の見通し

おさらいと見通し
おさらいと見通し
のりポン

米雇用統計週らしからぬ値動きとなった9/30週、注目は米経済の行方。

 

米中通商問題に加えFRBによる利下げやウクライナの米政局など米ドルに関する問題が多くて、予断を許さない状況は続きそうです。

 

まずは106.670付近を割り込むか?に注視したいところです。

 

 

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2019/9/30(月)~10/7(金)のドル円チャートのおさらい

2019/9/30(月)~10/4(金) ドル円チャート(H1)
【2019/9/30(月)~10/4(金) ドル円チャート(H1)】
9/23週9/30週月日ボラ
(pips)
始値107.695107.9589/30(月)43.4
高値108.181108.47010/1(火)84.4
安値106.960106.48410/2(水)84.8
終値107.941106.91410/3(木)81.4
ボラ
(pips)
122.1198.610/4(金)57.9
方向横ばい下方向

2019/9/30(月)~10/4(金)のドル円チャートはどう動いた?

2019/9/10(火)~10/4(金) ドル円チャート(H4)
【2019/9/10(火)~10/4(金) ドル円チャート(H4)】

前週9/23週後半の流れを引き継いで上昇スタートしたが、9/16週と同様に108.450付近の抵抗に上値を押えられた。

その直後の米指標の悪化が米経済の不安を煽り円買いが加速、107.600付近でサポートされるがドル売り円買いの勢いが止まらず106.420付近手前でようやく下げ止まった。

米雇用統計の結果に好感したドル買い効果は一時的で、米政局や米中貿易問題の行方などを巡る懸念が重しとなり、前週9/23週の安値106.960を割り込む終値106.914で週を終えた。

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次週(10/7週)のドル円の見通しは?

2019/7/26(金)~10/4(金) ドル円チャート(D1)
【2019/7/26(金)~10/4(金) ドル円チャート(D1)】
線種価格帯説明
抵抗112.150昨年10~12月の強力な支持線
4月は強力な抵抗線になる
抵抗111.000昨年5・6月は抵抗線
4月は支持線となる
抵抗110.0001月は強力な抵抗線
3月後半は底堅い支持線となる
抵抗109.2505月中旬・下旬の強い支持線
抵抗108.800上のオレンジ線
1月末の強力な支持線
下抜けると今年の上昇傾向は
リセット
抵抗108.6006・7月前半の
やや強い抵抗線
抵抗108.4501月初のやや弱い抵抗線
抵抗108.150下のオレンジ線
1月前半の強力な支持線
今年の値動きの出発点
下抜けるのは容易ではない
抵抗107.880今年1月前半を支えた支持線
6/3週から108円死守の
限界下値で再登場
非常に強力
抵抗107.600年始オーバーシュート後の
戻り値を支えた強力な支持線
下抜けると2018年2~4月に戻る
抵抗107.2106月半ばの抵抗線
抵抗
支持
107.000強力な支持線。
6/17週時点で2019年の奈落。
支持106.6702018年2・3・4月の
抵抗・支持線
支持106.420 2018年2・3・4月の
抵抗・支持線
支持106.170 2018年2・3・4月の
抵抗・支持線
支持105.800 2018年2・3・4月の
抵抗・支持線
支持105.2502018年2月の
支持線
支持104.6502018年3月の
支持線

106.670付近を踏み台にできるか?

10/1(火)発表の米ISM製造業景況指数の結果が米中貿易問題の米国内への影響を示唆する見方から、米経済悪化の懸念を呼んで大きく下げた9/30週。

10/7週は米指標発表の予定が多く、米経済悪化の懸念が本当か?否か?を示す週となりそう。

10/7週は107.000付近を中心とした値動きとなりそうだが、今後のドル円を占う上ではドル売り円買いの流れを支えた106.670付近での値動きに注目したい。

上値の目安は106.670付近を踏み台にする前提で、9/30週の高値に近い108.450付近

10/7週前半に107.000付近で高値を押えられると、106.670付近を下抜けて106.170付近、さらに106.000付近を下抜ける値動きも考慮しておきたい。

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まとめ:次週(10/7週)のドル円の見通しは?

これまでの内容をまとめると、次週10/7週のドル円の見通しは次の通り。

  • 発表予定の米指標結果から米経済悪化の判断が進みそう
  • 107.000付近を中心に、106.670付近での値動きに注視したい
  • 上値の目安は108.450付近の抵抗まで
  • 下値の目安は106.670付近を下抜けると106.170付近まで

10/7週の指標スケジュール

日付スケジュール内容
10/7(月)28:00 米消費者信用残高
【休場】香港
10/8(火)21:30 米生産者物価指数
10/9(水)20:00 米MBA住宅ローン申請指数
23:30 米EIA週間石油在庫統計
27:00 米FOMC議事録(9月17・18日開催分)
10/10(木)21:30 米新規失業保険申請件数
21:30 米消費者物価指数
10/11(金)
10/12(土)
10/13(日)