ユーロドル(EURUSD)の11/30(月)~12/4(金)の復習と12/7(月)~12/11(金)の値動きの見通しをまとめました。
英国とEUとの通商協議の一時停止は気になりますが、市場の注目は「米国の追加景気刺激策」と「新型コロナワクチン開発の進展」の2つの材料に絞られてきました。
12/16(水)のFOMCで追加の景気支援策が打ち出されるかどうか?についても市場の注目度が増していますね。
2020/11/30(月)~12/4(金)のユーロドルはどう動いた?
値 | 11/23週 | 12/4週 |
始値 | 1.18526 | 1.19609 |
高値 | 1.19633 | 1.21773 |
安値 | 1.18000 | 1.19225 |
終値 | 1.19606 | 1.21202 |
ボラティリティ | 163.3 | 254.8 |
11/30週の開始直後は1.20100付近のレジスタンスラインに上値を抑え込まれたものの、ここを上抜けると1.21400付近のレジスタンスラインまで大きく上値を伸ばした。
米国での追加経済対策実現の可能性が高まったとの見方からリスクオンとなり、安全通貨の米ドルが大きく売られた。
週最終日の12/4(金)には英国とEUの通商協議一時停止を嫌気したユーロ売りが入ったが米雇用統計の結果の影響も限定的となり、終値1.21202と順調な上昇振りを見せて週を終えた。
2020/12/7(月)~12/11(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
12/7(月) | 29:00 米消費者信用残高 |
12/8(火) | ☪下弦 19:00 ユーロ圏20年第3四半期GDP(確報) |
12/9(水) | 24:00 カナダ政策金利発表 24:30 米IEA週間石油在庫統計 |
12/10(木) | 21:45 ECB政策金利発表 22:30 ECB総裁記者会見 22:30 米消費者物価指数 |
12/11(金) | 22:30 米生産者物価指数 |
12/12(土) | |
12/13(日) |
2020/12/7(月)~12/11(金)のスケジュールとユーロドルの見通しは?
- 米の追加経済刺激策の実現の可能性に注目したい
- 新型コロナワクチン開発の進展状況を注視したい
- 12/16(水)のFOMCでの景気支援策の可能性について市場の思惑を注視したい
- 1.21400付近を中心とした値動きとなりそう
- 上値の目安は1.22000付近、次いで1.22700付近のレジスタンスラインまで
- 下値の目安は1.20700付近、次いで1.19400付近のサポートラインまで