ポンドドル(GBPUSD)の11/23(月)~11/27(金)の復習と11/30(月)~12/4(金)の値動きの見通しをまとめました。
英製薬会社アストラゼネカの新型コロナワクチンの有効性が他社より低かったことや英国とEUの通商協定締結にはまだ深い溝があったりと、まだまだリスク選好、とはいかないようですね。
2020/11/23(月)~11/27(金)のポンドドルはどう動いた?
値 | 11/16週 | 11/23週 |
始値 | 1.31662 | 1.32925 |
高値 | 1.33121 | 1.33977 |
安値 | 1.31617 | 1.32637 |
終値 | 1.32896 | 1.33085 |
ボラティリティ | 150.4 | 134.0 |
前週11/16週の上昇の流れを引き継いで11/23週も開始直後からジリジリと切り上げたが、1.33900付近のレジスタンスラインが上値を抑え込んだ。
英製薬アストラゼネカの新型コロナワクチンの有効率が他社のワクチンよりも低かったことで、ポンド売りドル買いを誘発。
英国とEUとの通商協定では漁業権・国家補助金・紛争解決分野などに深い溝があることを嫌気して週後半はポンド売りドル買いが進み、終値1.33085として下値を切り下げて週を終えた。
2020/11/30(月)~12/4(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
11/30(月) | ☪満月 23:45 米シカゴ購買部協会景気指数 |
12/1(火) | 12:30 豪政策金利発表 19:00 ユーロ圏消費者物価指数速報 24:00 米ISM製造景況指数 24:00 米建設支出 |
12/2(水) | 19:00 ユーロ圏生産者物価指数 19:00 ユーロ圏雇用統計 22:15 米ADP雇用統計 24:30 米EIA週間石油在庫統計 28:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック) |
12/3(木) | 19:00 ユーロ圏小売売上高 24:00 米ISM非製造業景況指数 |
12/4(金) | 22:30 米雇用統計 22:30 米貿易収支 24:00 米製造業受注 |
12/5(土) | |
12/6(日) |
2020/11/30(月)~12/4(金)のポンドドルの見通しは?
- 11/30週は米雇用統計週なので急な値動きに注意したい
- 英国とEUの通商協定の溝が埋まるか?に注目したい
- 新型コロナワクチン開発報道を注視したい
- 1.32500付近のサポートラインに支えられる値動きとなりそう
- 上値の目安は1.33900付近、次に1.35400付近のレジスタンスラインまでとなりそう
- 下値の目安は1.31700付近、次に1.30200付近のサポートラインまでとなりそう