のりポン
(米)雇用統計の週は自分ルールでトレードお休みなんですが、次週以降の値動きを検討するためにも、この記事にまとめてちゃんと復習しておきたいと思います!
2019/4/1(月)~4/5(金)のドル円チャートおさらい
まずは先々週(3/18週)と先週(3/25週)のおさらい
先々週(3/18~22) | 先週(3/25~3/29) | |
始値 | 111.462 | 109.907 |
高値 | 111.695 | 110.549 |
安値 | 109.742 | 109.708 |
終値 | 109.939 | 110.821 |
ボラティリティ | 195.3pips | 84.1pips |
値動きの方向 | 下向き | 上向き |
先々週(3/18~3/22)は、その前週から大きく値を下げたが、2月前半に強力に作用した109.750付近のサポートラインに支えられて下げ止まった。
週間のボラティリティとしては今年最大の195.3pipsと大きく動き、2019年に入って続いてきた上昇傾向が方向転換する可能性を示した。
一転、先週(3/25~3/29)に入って109.705付近のサポートラインを踏み台にして、週ボラ84.1pipsと再び上昇傾向を再開した。
4/1(月)~4/5(金)の一週間分のドル円チャート
今週(4/1~4/5) | 先週(3/25~3/29) | 説明 | |
始値 | 110.998 | 109.907 | 窓を開けて始まる |
高値 | 111.823 | 110.549 | 111.900届かず |
安値 | 110.609 | 109.708 | 3/29高値に支持線 |
終値 | 111.711 | 110.821 | 先週高値越えで終了 |
ボラティリティ | 121.4pips | 84.1pips | ジリ高で上向き維持 |
値動きの方向 | 上向き | 上向き | 次週も継続か? |
曜日 | ボラティリティ | 説明 |
4/1(月) | 63.4pips | 3/29(金)高値に支持され111.450の抵抗突破。 |
4/2(火) | 20.6pips | 終日レンジ。 |
4/3(水) | 37.0pips | 東京時間に前日高値突破・保持。 |
4/4(木) | 34.7pips | ロンドン市場以降で前日高値までじり高・保持。 |
4/5(金) | 28.2pips | (米)雇用統計反応皆無、111.700保持で週末へ。 |
週平均 | 36.8pips | 米・中の貿易交渉の結果待ちながら上昇機運満々か? |
まとめ:4/1(月)~4/5(金)のドル円の値動き
週平均36.8pipsと各曜日ともやや低調な値動きとなり、(米)雇用統計発表の週によく見られる低ボラティリティとなった。
週半ばの4/2(火)~4/4(木)には、3月中盤でレジスタンスラインとして機能していた110.450付近で一時上昇傾向を押さえ込まれる場面も見られた。
一方、先々週の下落傾向から109.750付近での反発を受けて上昇傾向を再開した先週の値動きを受け継いで、低調なボラティリティながらもジリジリと高値を更新した。
(米)雇用統計の影響は限定的だった
(米)雇用統計の結果を受けて発表時には一瞬だけ売りが先行したが、すぐに買い支えられて影響は極めて限定的だった。
なお4/5(金)の(米)雇用統計発表時のドル円の値動きについてはこちらの記事でまとめたので、合わせてご覧ください。
来週(4/8)以降のドル円の注目ポイントは?
線の種類 | 価格帯 | 説明 |
抵抗線 | 112.900付近 | 昨年7月、10月中、11月中で抵抗線だった。 |
抵抗線 | 112.500付近 | 昨年11~12月の支持線だった。 |
抵抗線 | 111.900付近 | 3月初・中旬に維持失敗の112円台への関門。 来週以降、3度目の正直となるか? |
支持線 | 111.600付近 | ここを足がかりに112円を目指せるか? |
支持線 | 111.450付近 | ここを下抜けると3月の二の舞に? |
支持線 | 110.950付近 | 下抜けるとトレンド反転の兆しとなりそう。 |
支持線 | 109.750付近 | 最終サポートライン。 下抜けると下降トレンド確定の恐れも。 |
今週に引き続き米・中の貿易交渉の行方から目が離せないものの、直近3週間に渡って上昇傾向を継続してきた。
この上昇傾向を前提として、想定される4/8(月)以降のドル円の値動きの注目ポイントは次の通り。
来週以降も、皆さんにとって良いトレードができますよう願っています!