【復習】6/10週のドル円のおさらいと6/17週の注目ポイント

おさらいと見通し
おさらいと見通し

直近2週間に渡り108円を死守したドル円はその代償に売り買い圧力が増大している。

6/17週はその圧力開放のタイミングを模索する1週間となりそうだ。

6/19(水)にはFOMC政策金利発表・FRB議長記者会見も予定されており、圧力開放の動機として期待できそう。

ただ、結果が弱く動機として薄ければ次週6/24週以降に圧力開放が持ち越され、月末開催のG20サミットまで様子見の可能性もある。

そんな6/17週のドル円の注目ポイントをまとめると次の通り。

  • 6/3週・6/10週の2週間で売り買い圧力が増している
  • 売り買い圧力開放のタイミングを見極める1週間になりそう
  • 6/19(水)のFOMC政策金利発表・FRB議長記者会見に要注意
  • 圧力開放時の上限は109.250付近、下限は107.600付近
  • レンジ形成時は108.150~108.800間でさらに圧力が増す
のりポン

2019年前半の締めくくりが始まる6/17週。

直近2週間続けて様子見の値動きを引き継ぐことになった次週6/17週のドル円の値動きは、今年後半の流れを占う重要な1週間となりそうですね!

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2019/6/10(月)~6/14(金)のドル円チャートのおさらい

先々週(5/27週)と先週(6/3週)のドル円チャートのおさらい

【2019/5/27(月)~6/7(金) ドル円チャート(H1)】
先々週(5/27週)先週(6/3週)
始値109.265108.274
高値109.926108.617
安値108.277107.617
終値108.313108.813
ボラ164.9pips80.4pips
方向下向き横ばい

先々週(5/27週)前半は様子見で方向感のない値動きが続いたが、5/31(金)に対メキシコ関税表明のトランプ砲に被弾、ドル売り円買いが加速した。

先週(6/3週)は5/31(金)の流れを受けてさらにドル売り加速の懸念もあり一時108円を下抜ける場面があったものの、市場の108円死守の思惑が強く108.813で週を終えた。

各通貨に対して米ドルが弱くなっている。

ただ、以前から下落傾向が続き地政学的状況も含め不安要因が付きまとってきたドル円が、先週(6/3週)に108円を死守した流れは今後の値動きに考慮すべきポイントといえる。

2019/6/10(月)~6/14(金)のドル円チャートのおさらい

【2019/06/10(月)~6/14(金) ドル円チャート(H1)】
先週(6/3週)今週(6/10週)説明
始値108.274108.482下に大きな
窓を開ける
高値108.617108.799レンジ上限
安値107.617108.158レンジ下限
終値108.813108.538先週(6/3週)を
下回る
ボラ80.4pips64.1pips低調
方向横ばい横ばい方向感ナシ
月日ボラ説明
6/10(月)40.1pipsレンジ内
6/11(火)45.0pipsレンジ内
6/12(水)34.7pipsレンジ内
6/13(木)37.3pipsレンジ内
6/14(金)42.8pipsレンジ内
平均40.0pips息を潜める

2019/6/10(月)~6/14(金)のドル円チャートはどう動いた?

【2019/5/21(火)~6/14(金) ドル円チャート(H4)】

今週(6/10週)は先週(6/3週)に引き続き、上限を108.800付近、下限を108.150付近とする極めて狭い範囲のお手本のようなレンジ相場だった。

5/31(金)に大きく積み重ねたドル売り円買いポジション数と、先週(6/3週)と今週(6/10週)の2週に渡って蓄積したドル買い円売りポジション数が拮抗した状態となった。

この売り買いの拮抗している108.450付近を境にして、先週(6/3週)はややドル売りオーダーが優勢だったが今週(6/10週)はドル買いオーダーが若干勝った。

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次週(6/17週)のドル円の注目ポイントは?

【2019/4/5(金)~6/14(金) ドル円チャート(D1)】
線種価格帯説明
抵抗112.150昨年10~12月の強力な支持線
4月は強力な抵抗線になる
抵抗111.000昨年5・6月は抵抗線
4月は支持線となる
抵抗110.0001月は強力な抵抗線
3月後半は底堅い支持線となる
抵抗109.2505月中旬・下旬の強い支持線
抵抗108.800上のオレンジ線
1月末の強力な支持線
下抜けると今年の上昇傾向は
リセット
抵抗
支持
108.4501月初のやや弱い抵抗線
支持108.150下のオレンジ線
1月前半の強力な支持線
今年の値動きの出発点
下抜けるのは容易ではない
支持107.880今年1月前半を支えた支持線
6/3週から108円死守の
限界下値で再登場
非常に強力
支持107.600年始オーバーシュート後の
戻り値を支えた強力な支持線
下抜けると2018年2~4月に戻る

圧力開放のタイミングを見極める

4/24(水)から始まった下落傾向が収まっているとはいえない状況の中、6/3週と6/10週の2週間に渡ってレンジが形成され、売り買いの圧力が増している。

この圧力が開放されるタイミングは指標結果や地政学的サプライズがきっかけとなるが、6/17週では6/19(水)にFOMC政策金利発表とFRB議長記者会見が予定されており、十分に開放の動機となりえる。

FOMC政策金利発表FRB議長記者会見の結果が圧力開放とならなかった場合、次の圧力開放のタイミングとしては今月6/28(金)・6/29(土)に大阪市で開催されるG20サミットがターゲットとなり得る。

G20サミットが売り買い圧力開放のターゲットとなれば、一時的に値幅が広がることはあっても、6/17週もレンジを形成してさらに圧力が増大する可能性がある。

圧力開放時の値幅は、下限107.600付近と上限109.250付近

売り買い圧力が高まる中では、圧力開放の動機が強いほど大きく値が動く可能性がある。

圧力開放の動機がドル買い円売りだった場合は、109.250付近の抵抗線が上昇の勢いを押さえ込む可能性がある。

一方、圧力開放の動機がドル売り円買いを誘発するなら約2ヶ月続く下落傾向の効果も上乗せされて、108円を下抜けて107.600付近の強力な支持線にサポートされるまではしっかり値下がりしそう。

また動機に乏しく売り買い圧力開放のきっかけを逃した場合は、下限108.150付近~上限108.800付近のレンジを形成して次週以降に圧力開放のタイミングを模索することになりそう。

まとめ:次週(6/17週)のドル円の注目ポイントは?

これまでの内容をまとめると、次週6/17週のドル円の注目ポイントは次の通り。

  • 6/3週・6/10週の2週間で売り買い圧力が増している
  • 売り買い圧力開放のタイミングを見極める1週間になりそう
  • 6/19(水)のFOMC政策金利発表・FRB議長記者会見に要注意
  • 圧力開放時の上限は109.250付近、下限は107.600付近
  • レンジ形成時は108.150~108.800間でさらに圧力が増す

2019年もあと2週間で前半が終了する。

直近2週間続けて様子見の値動きを引き継ぐことになった次週6/17週のドル円の値動きは、今年後半の流れを占う重要な1週間となりそうだ。