ドル円(USDJPY)の10/26(月)~10/30(金)の復習と11/2(月)~11/6(金)の値動きの見通しをまとめました。
10/26週は指標結果を好感したドル買いが入ったものの影響は限定的で、週を通して方向感のない値動きに終始しましたね。
一転、11/2週は米大統領選挙以外にも重要指標が目白押しで大波乱の値動きとなりそうなので、資金管理とポジション管理を徹底したい週となりそうです。
2020/10/26(月)~10/30(金)のドル円はどう動いた?
値 | 10/19週 | 10/26週 |
始値 | 105.343 | 104.672 |
高値 | 105.746 | 105.055 |
安値 | 104.341 | 104.025 |
終値 | 104.711 | 104.668 |
ボラティリティ | 140.5 | 103.0 |
10/26週は、104.000~105.000間の狭い範囲での方向感のない値動きに終始した。
米第3四半期のGDP速報値が1947年以来最大の伸びを記録するなど米ドル買い材料があったものの、その影響は一時的だった。
週足で見ると寄引同時線となり、前週10/19週とほぼ同じ終値104.668で週を終えた。
2020/11/2(月)~11/6(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
11/2(月) | 24:00 米ISM製造業景況指数 24:00 米建設支出 |
11/3(火) | ㊗文化の日 💫米大統領選投票日 12:30 豪政策金利発表 24:00 米製造業指数 |
11/4(水) | 08:50 日銀議事要旨(9/16,17分) 19:00 ユーロ圏生産者物価指数 22:15 米ADP雇用統計 22:30 米貿易収支 24:00 米ISM非製造業景況指数 24:30 米EIA週間石油在庫統計 |
11/5(木) | 19:00 ユーロ圏小売売上高 21:00 英政策金利発表 21:00 英金融政策委員会(MPC)議事録 28:00 米FOMC政策金利発表 28:30 米FRB議長記者会見 |
11/6(金) | 22:30 米雇用統計 29:00 米消費者信用残高 |
11/7(土) | |
11/8(日) | ☪下弦 |
2020/11/2(月)~11/6(金)のドル円の見通しは?
11/2週は11/3(火)の米大統領選挙に注目しがちだが、祝日に伴う東京市場の薄商い、同日に豪政策金利発表、11/4(木)に英政策金利発表と米FOMC政策金利発表とFRB議長記者会見、さらに11/6(金)に米雇用統計が予定されており、大波乱の週となりそうだ。
米大統領選挙では両候補の陣営から『結果無効』が乱発されて結果確定が遅れれば、他の指標発表や要人発言などと相まって荒い値動きが予想される。
これらの予想される荒い値動きに対してFX各社ではレバレッジや証拠金の引き上げなどの措置に踏み切る可能性が高く、11/2週はトレード以上に資金管理やポジション管理に注力したい。
11/2週の米大統領選の行方や指標発表結果により、大きくかつ一方的な値動きとなる危険性があり注意が必要。
上値は107.000付近のレジスタンスラインまで、下値は103.000付近のサポートラインまでと大きな範囲で値動きを捉えておきたい。
念のため、3月に記録した今年の安値101.182付近を下値のターゲットとして資金管理を見直しておきたい。
- 11/2週は重要指標が目白押しで大波乱の週となりそう
- 11/3(火)の米大統領選挙では結果確定が遅れると値動きに大きな影響を与えそう
- 大きくかつ一方的な値動きとなる危険性があり注意が必要
- 上値は107.000付近のレジスタンスラインまで
- 下値は103.000付近のサポートラインまで
- 今年の安値101.182付近を下限として資金管理を見直しておきたい