【復習】10/14週のドル円のおさらいと10/21週の見通し

おさらいと見通し
おさらいと見通し
のりポン

10/14週のドル円は1週間を通じて低調な値動きとなりましたが、主要6通貨に対しては大きく下げましたね。

 

英EU離脱延期とジョンソン首相の離脱実施強行姿勢の混乱とEU側の対応を見極めたいですが、10/21週は開始早々荒れそうな雰囲気です。

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2019/10/14(月)~10/18(金)のドル円チャートのおさらい

2019/10/14(月)~10/18(金) ドル円チャート(H1)
【2019/10/14(月)~10/18(金) ドル円チャート(H1)】
10/7週10/14週月日ボラ
(pips)
始値106.65108.33610/14(月)48.9
高値108.626108.93910/15(火)74.4
安値106.650108.03210/16(水)30.4
終値108.408108.41310/17(木)48.6
ボラ
(pips)
197.6140.810/18(金)33.6
方向横ばい横ばい

2019/10/14(月)~10/18(金)のドル円チャートはどう動いた?

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2019/9/24(火)~10/18(金) ドル円チャート(H4)
【2019/9/24(火)~10/18(金) ドル円チャート(H4)】

高値こそ108.939と前週10/7週を更新したものの、1週間を通じてボラティリティ140.8と低調な値動きに終始した。

前回の記事で「108.800付近の強い抵抗を上抜けするのは一苦労」との見通しを示したが、108.450付近の抵抗はしっかり上抜けてサポートラインとして機能し始めた。

円に対しては底堅い値動きを示した米ドルだが、主要6通貨(EUR・GBP・CHF・AUD・NZD)に対しては売りが先行して軒並み大幅な下落となっている。

米指標結果が強弱マチマチな状況に加えて、米中通商協議も一部進展・合意があるものの貿易摩擦解決に向けた協議内容とは言いがたく、米ドル会の材料に乏しい状況が続いている。

次週(10/21週)のドル円の見通しは?

2019/5/29(水)~10/18(金) ドル円チャート(D1)
【2019/5/29(水)~10/18(金) ドル円チャート(D1)】
線種価格帯説明
抵抗112.150昨年10~12月の強力な支持線
4月は強力な抵抗線になる
抵抗111.000昨年5・6月は抵抗線
4月は支持線となる
抵抗110.0001月は強力な抵抗線
3月後半は底堅い支持線となる
抵抗109.2505月中旬・下旬の強い支持線
抵抗108.800上のオレンジ線
1月末の強力な支持線
下抜けると今年の上昇傾向は
リセット
抵抗108.6006・7月前半の
やや強い抵抗線
抵抗
支持
108.4501月初のやや弱い抵抗線
支持108.150下のオレンジ線
1月前半の強力な支持線
今年の値動きの出発点
下抜けるのは容易ではない
支持107.880今年1月前半を支えた支持線
6/3週から108円死守の
限界下値で再登場
非常に強力
支持107.600年始オーバーシュート後の
戻り値を支えた強力な支持線
下抜けると2018年2~4月に戻る
支持107.2106月半ばの抵抗線
支持107.000強力な支持線。
6/17週時点で2019年の奈落。
支持106.6702018年2・3・4月の
抵抗・支持線
支持106.420 2018年2・3・4月の
抵抗・支持線
支持106.170 2018年2・3・4月の
抵抗・支持線
支持105.800 2018年2・3・4月の
抵抗・支持線
支持105.2502018年2月の
支持線
支持104.6502018年3月の
支持線

英議会のEU離脱採択見送り・離脱延長の混乱とEUの対応を見極めたい

一部進展・合意のあったものの、米中通商協議の行方は依然として不透明で米ドル買いの材料には弱い状況。

加えて10/19(土)開催の英議会のEU離脱採択見送り・離脱期間延長と英ジョンソン首相の離脱実施に向けた強硬姿勢との衝突と混乱、またEU側の対応など10/21週は開始早々から波乱含みの展開が考えられる。

また10/21週に予定されている米指標発表では、その結果に米国の景気後退の兆しが示されるか?に引き続き注目したいところ。

10/21週は108.450付近のサポートラインを中心に、様子見の冴えない値動きが展開されそう。

上値の目安は108.800付近の抵抗まで、下値の目安は下げても108.150付近のサポートラインまでの狭い範囲の値動きに終始しそうだ。

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まとめ:次週(10/21週)のドル円の見通しは?

これまでの内容をまとめると、次週10/21週のドル円の見通しは次の通り。

  • 英EU離脱延期とジョンソン首相の離脱実施強行による混乱の影響を見極めたい
  • 米指標発表ではその結果から米景気後退の兆候の度合いを注視したい
  • 108.450付近のサポイーとラインを中心に冴えない値動きとなりそう
  • 上値の目安は108.800付近の抵抗までとなりそう
  • 下値の目安は下げても108.150付近のサポートラインまで

10/21週の指標スケジュール

日付スケジュール内容
10/21(月)
10/22(火)【行事】即位礼正殿の儀
10/23(水)20:00 米MBA住宅ローン申請指数
23:30 米EIA週間石油在庫統計
10/24(木)20:45 ECB政策金利発表
21:30 ECB総裁会見
21:30 米新規失業保険申請件数
21:30 米耐久財受注
23:00 米新築住宅販売件数
10/25(金)
10/26(土)
10/27(日)※欧州が標準時間に移行