ドル円(USDJPY)の12/7(月)~12/11(金)の復習と12/14(月)~12/18(金)の値動きの見通しをまとめました。
ユーロ高やポンド売りに揺さぶられて、週を通じてやや方向感のない値動きに終始しました。
新型コロナワクチン開発・接種と米国の追加の景気刺激策、英国・EUとの通商交渉合意の行方に加えて12/16(水)に予定されているFOMCに内容に注目したいですね。
2020/12/7(月)~12/11(金)のドル円はどう動いた?
値 | 11/30週 | 12/7週 |
始値 | 104.050 | 104.062 |
高値 | 104.753 | 104.578 |
安値 | 103.671 | 103.823 |
終値 | 104.187 | 104.034 |
ボラティリティ | 108.2 | 75.5 |
12/7週はドル売り円買いが先行して始まったが、その後104.200付近のレジスタンスラインがやや重石になりながらも徐々に上値を切り上げた。
12/10(木)には英国とEUとの通商交渉の合意が見通せないことを材料視したポンド売りに釣られて、米ドル買いが進んだが104.700付近手前のサポートラインに阻まれた。
週最後には米国での新型コロナウィルス感染再拡大に歯止めがかからない状況で追加の財政刺激策の行方に不透明感があることを嫌気して円が買われ、終値104.034で週を終えた。
2020/12/14(月)~12/18(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
12/14(月) | 19:00 ユーロ圏鉱工業生産指数 |
12/15(火) | ☪満月 09:30 豪中銀理事会議事録 18:30 英雇用統計 22:30 米NY連銀製造業景気指数 23:15 米鉱工業生産・設備稼働率 |
12/16(水) | 【休場】南アフリカ 18:30 英消費者物価指数 18:30 英生産者物価指数 22:30 米小売売上高 24:30 米EIA週間石油在庫統計 28:00 米FOMC政策金利発表 28:30 米FRB議長記者会見 |
12/17(木) | 17:30 スイス政策金利発表 19:00 ユーロ圏消費者物価指数確報 21:00 英政策金利発表 21:00 英金融政策委員会(MPC)議事録 22:30 米フィラデルフィア連銀景況指数 22:30 米住宅着工・許可件数 |
12/18(金) | xx:xx 日銀政策金利発表 |
12/19(土) | |
12/20(日) |
2020/12/14(月)~12/18(金)のドル円の見通しは?
- 米国の追加の景気刺激策の実現の可能性について注視したい
- 新型コロナワクチン開発・接種の進展に注目したい
- 英国とEUとの通商交渉合意の行方に注目したい
- 12/16(水)のFOMCの発表内容に注意したい
- 104.300付近を中心とした値動きとなりそう
- 上値の目安は104.700付近、次に105.300付近のレジスタンスラインまでとなりそう
- 下値の目安は103.720付近、次に103.100付近のサポートラインまでとなりそう