毎週値動きをまとめてるけど、どうして?
こんな疑問に答えます。
この記事の内容
- チャートを繰り返し読むと、事前に値動きに備えることができます
- トレードに集中するべき曜日や時間帯を厳選できます
- 迷いがなく効率的なトレードができるようになります
この記事を書いている私は、FX歴10年超、その割にはチャートを見るたびに「まだまだ勉強が足りないなぁ…」と心を複雑骨折する、傷心系トレーダーです。
「よく飽きずに値動きばっかり毎週毎週ブログの記事にするんだね」と言われました。
この記事では、『FX日記を3ヶ月続けるとトレードの質が上がった理由3つ』について掘り下げていきます。
チャートを繰り返し読むと、事前に値動きに備えることができます
無責任な「値動き予想」情報
FX系ブログやSNSで、値動き予想が発信されているのを時々見かけます。
「○○という理由で明日のドル円は△△まで上昇します」など、これからの値動きを指し示す情報がよく発信されています。
ネット上のことですから「値動きの予想」が外れても責任は負いませんので、自由な発想や個々のFXの経験から値動き予想を発信しています。
「値動きを当てる」必要はない
自分の資金でトレードしている身の上だからこそ、外れたときを恐れて簡単には値動き予想を信じるわけにはいきませんよね?
でも値動きって、そもそも予想する必要ってありますか?
どんな通貨ペアでも今後予想される値動きはこの3つしかありません。
- 上昇する
- 横ばい
- 下落する
備えよ常に!
ですから、この上の3つについてそれぞれトレードの準備をすれば「値動き予想」なんて必要ありません。
「上昇したら○○する」「下落したら△△する」「横ばいになったら□□する」とあらかじめ決めておけば、いざその時になっても慌てずにトレードできます。
チャートを目の前にして「ガンガンいこうぜ!」とトレードして利益を上げているトレーダーほど、値動きへの備えは万全なはずです。
トレードに集中するべき曜日や時間帯を厳選できます
FX歴10年超の私のトレード日時(参考)
手前味噌で恐縮ですが、私がトレードしている曜日を時間帯は次の通りです。
曜日 | 早朝 | 午前 | 午後 | 夜 |
月曜日 | × | × | × | × |
火曜日 | × | × | × | × |
水曜日 | ○ | ○ | ○ | × |
木曜日 | ○ | ○ | ○ | × |
金曜日 | ○ | ○ | ○ | × |
主に東京時間のみトレードしていますが、月曜日・火曜日にトレードしない理由は「先週の値動きを引きずって値動きが安定しないから」です。
こうやってみると、かなり限られた曜日と時間帯でのみトレードしていますね。
トレードする日、しない日
月~金の5日間のうち、いつトレードしていますか?
FXトレードを始めたばかりのFX初心者の頃は、いつからいつまでチャートを見てトレードすればいいかわりませんでした。
個々のトレード手法やトレーダーを取り巻く環境によって変わりますが、もし勝率が低い曜日や時間帯があれば、いっそトレードを止めてしまうのも「有り」ですね。
ムリ・ムラ・ムダなエントリーを減らす
相性が良くない指標発表だってあるでしょう?そんな指標発表の時間は避けてトレードしましょう。
トレードしないと決めた日は値動きの下調べなどトレード準備をしっかりして、トレードする日は集中してチャートに向き合う。
そんなメリハリをしっかりつけて日々のトレードに挑めば、ムリ・ムラ・ムダなエントリーも減るはずです。
迷いがなく効率的なトレードができるようになります
エントリーの手順を省略する
チャートをよく観察して、いざ!エントリーというときに「値動きのトレンドは?」「損切り・利確はどこまで?」などと迷いがあれば、せっかくのエントリーチャンスを逃してしまいます。
毎週週末に各通貨ペアの値動きを復習しておくと、次週のエントリー時にあらためて値動きを細かくチェックする手順を踏むことなく事前の計画通りエントリーできます。
エントリーするときは、週末に準備した通りの条件と合致するかを確認するだけです。
迷いがないエントリーをするために
さらに上昇・下落・横ばいの値動きになったときにも、迷うことなく週末に準備した通りエントリーできます。
いくらエントリータイミングが見極めれても、トレードルールに逆らってその場の判断で逆方向にエントリーしてしまうことは確かにあります。
でも、毎週週末に値動きを復習して次週のトレード計画を立てておくことで、一時の心の迷いに惑わされることなくトレードに集中できますよ。
まとめ:持続力は最強のトレード手法
水滴石穿(すいてきせきせん)
わずかな力でも積み重なれば大きな力になる
毎週週末に値動きを復習して次週の値動きに備えることを3ヶ月継続してきましたが、まだまだ考慮しきれない出来事が思わぬ影響を値動きに与えることもあります。
毎週毎日繰り返しチャートを読んで得た見識を、水滴が石を穿つようにトレーダーとしての大きな武器になればと思います。