8/26週は週明け早々フラン買いが進んだが、0.97160付近がしっかりと下落を阻止しフラン買いの流れを断ち切った。
その後は0.99230付近手前の抵抗で勢いが緩むまでドル買いが進み、終値0.98955で週を終えたが、9/1(日)に米中関税合戦が再燃している。
そんな次週9/2週のドルスイスフランの見通しをまとめると次の通り。
- 9/1(日)の米中関税合戦の影響で週明けはフラン買いが進みそう
- 下値の目安は強いサポートを形成している0.98100付近
- 上値の目安は0.99480付近の抵抗まで
- 週終わりに米雇用統計発表があり値動きに注意
米中貿易問題・株式相場や米国債金利など足元に目線を落としがちですが、今年4月末から下落トレンドとなっています。
常に下落し易い流れがあることも考慮して、ドルスイスフランの売買に励みたいですね。
2019/8/26(月)~8/30(金)のドルスイスフランチャートのおさらい
値 | 8/19週 | 8/26週 | 月日 | ボラ (pips) |
始値 | 0.97771 | 0.97277 | 8/26(月) | 103.8 |
高値 | 0.98771 | 0.99177 | 8/27(火) | 61.8 |
安値 | 0.97356 | 0.97127 | 8/28(水) | 27.4 |
終値 | 0.97537 | 0.98955 | 8/29(木) | 75.0 |
ボラ | 141.5 | 205.0 | 8/30(金) | 58.8 |
方向 | 横ばい | 上方向 | – | – |
2019/8/26(月)~8/30(金)のドルスイスフランはどう動いた?
前週8/19週は週終わりに米中関税合戦の影響で、一気にスイスフラン買いが進んだ。
8/26週は週明け早々フラン買いが進んだが、0.97160付近がしっかりと下落を阻止しフラン買いの流れを断ち切った。
その後は0.99230付近手前の抵抗で勢いが緩むまでドル買いが進み、終値0.98955で週を終えた。
来週(9/2週)のドルスイスフランの見通しは?
線種 | 価格帯 | 説明(いずれも紫線) |
抵抗 | 1.02040 | 4月後半~5月初めの 強力な抵抗線、レンジ上限 |
抵抗 | 1.01590 | 4月後半~5月初めの支持線 レンジ下限 |
抵抗 | 1.01130 | レンジ下限1.01590付近 ブレイク後の抵抗線 |
抵抗 | 1.00550 | しっかりとした支持線 5/28(火)現在は抵抗線 |
抵抗 | 1.00030 | 2月後半の抵抗線 |
抵抗 | 0.99700 | 1月後半の抵抗線 2月後半の支持線 |
抵抗 | 0.99480 | 6月前半と 7月前半の抵抗線 |
抵抗 | 0.99230 | かなり強力な支持線 下抜けると下落加速 |
支持 | 0.98890 | 6/3週・6/10週の 強い支持線 |
支持 | 0.98640 | 1月初の抵抗線 |
支持 | 0.98400 | 6月後半の抵抗線 7月前半の支持線 |
支持 | 0.98100 | 1月初の やや強い支持線 |
支持 | 0.97470 | 1月初の支持線 |
支持 | 0.97160 | 1月初の支持線 |
支持 | 0.96980 | 2018年9月半ばと 10月半ばの抵抗線 |
支持 | 0.96500 | 2018年9月の 強い支持線 |
支持 | 0.95800 | 2018年9月半ばの 支持線 |
支持 | 0.95300 | 2018年9月半ばの 支持線 2018年3月半ばの 抵抗線 |
9/1(日)の米中関税合戦の影響で週明けは軟調気味に
9/1(日)に発動した米中関税の影響で、9/2週の週明けは8/26週と同様にフラン買いが進む可能性がある。
ただ0.98100付近の強いサポートラインが下落を食い止めれば、下値は限定的となる可能性もあり、週明けの値動きによく注意したい。
0.98100~0.99480間の値動きに
下値の目安はドル売り材料が出れば下値の目安は0.98100付近、ここを下抜ければ次は0.97470付近のサポートラインまでとなりそう。
米雇用統計結果を好感してドル買い材料が出れば、上値の目安は0.99480付近の抵抗までとなりそう。
まとめ:次週9/2週のドルスイスフランの見通しは?
これまでの内容をまとめると、9/2週のドルスイスフランの見通しは次の通り。
- 9/1(日)の米中関税合戦の影響で週明けはフラン買いが進みそう
- 下値の目安は強いサポートを形成している0.98100付近
- 上値の目安は0.99480付近の抵抗まで
- 週終わりに米雇用統計発表があり値動きに注意
米中貿易問題・株式相場や米国債金利など足元に目線を落としがちだが、今年4月末から下落トレンドとなっている。
常に下落し易い流れがあることも考慮して、ドルスイスフランの売買に励みたい。