ドルスイスフラン(USDCHF)の9/14(月)~9/18(金)の復習と9/21(月)~9/25(金)の値動きの見通しをまとめました。
切り下がった下値を0.90500付近のサポートラインがしっかりと支えてドルが堅調に推移、直近5週連続で0.90500~0.92000間の狭いレンジに留まる値動きに終始しました。
9/14週は9/24(木)に予定されているスイス政策金利発表の内容が材料視されるかに注目したいですね。
2020/9/14(月)~9/18(金)のドルスイスフランはどう動いた?
値 | 9/7週 | 9/14週 |
始値 | 0.91290 | 0.90840 |
高値 | 0.92004 | 0.91393 |
安値 | 0.90489 | 0.90514 |
終値 | 0.90887 | 0.91122 |
ボラティリティ | 151.5 | 87.9 |
前週後半のドル売りフラン買いを引き継いでやや下落傾向で始まった9/14週、前半は下値を試す展開に。
ただ下値を切り下げる度に0.90500付近のサポートラインがしっかりと支える中で迎えた9/16(水)のFOMCでは、ゼロ金利政策維持&当面の経済見通し引き上げの発表がフラン売りの材料に。
結果、ドルが堅調な推移を見せて、直近5週連続で0.90500~0.92000間の狭いレンジに留まる終値0.91122で週を終えた。
2020/9/21(月)~9/25(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
9/21(月) | ㊗敬老の日 |
9/22(火) | ㊗秋分の日 |
9/23(水) | 11:00 NZ政策金利発表 23:30 米IEA週間石油在庫統計 |
9/24(木) | ☪上弦 【休場】南アフリカ 08:50 日銀議事要旨(7/21,22分) 16:30 スイス政策金利発表 23:00 米新築住宅販売件数 |
9/25(金) | 21:30 米耐久消費財受注 |
2020/9/21(月)~9/25(金)のドルスイスフランの見通しは?
11/3(火)の米大統領選挙の行方や米中間の緊張の高まりなどドル売り材料はあるものの、同時に英国や欧州諸国の新型ウィルス感染の再拡大への懸念といったフラン売りの材料もある。
9/24(木)にスイス政策金利発表時の値動きに注意したいがそれ以外に注目する指標発表予定もなく、直近5週間と同様に0.90500~0.92000間の狭いレンジでの値動きとなりそう。
レンジを下抜けた場合の下値の目安は0.90000付近のサポートラインまで、上値は0.92400付近のレジスタンスラインまでとなりそう。
9/14週末に発表された欧州諸国の感染再拡大の状況が、ドルスイスフランの値動きに与える影響をよく注視する必要がありそう。
- 米大統領選挙の行方や米中間の緊張の高まりなどドル売り材料はある
- 同時に欧州諸国の新型ウィルス感染の再拡大の懸念といったフラン売り材料もある
- 9/24(木)にスイス政策金利発表時の値動きに注意したい
- 直近5週間と同様に0.90500~0.92000間の狭いレンジでの値動きとなりそう
- 下値の目安は0.90000付近のサポートラインまで
- 上値の目安は0.92400付近のレジスタンスラインまで
- 今後の欧州諸国の感染再拡大の状況を注視したい