【復習】9/30週のゴールドドルのおさらいと10/7週の見通し

米雇用統計の結果を受けてドル買いが進んだものの、米政局リスクや米中通商協議の行方がゴールド買いの材料となったようです。

ゴールドドルはここ4週間1500.00付近を中心に上下に大きく振れる値動きとなっていて、その振れ幅も徐々に大きくなっています。

この1500.00付近の高値止まりは、世界経済の先行き不透明感を代弁しているようで、ちょっと気が重くなりますね。

2019/9/30(月)～10/4(金)のゴールドドルチャートのおさらい

前週9/23週のボラティリティ4885より大きい6054と、値動きが上下に大きく振れた週となった。

前週9/23週後半の流れを受け継いで下落から始まったが1453.00付近のサポートラインに支えられ、ここを踏み台に反転上昇。

1520.00付近の抵抗に到達するとしかｋりと押さえ込まれ、終値1504.66まで値を戻して週を終えた。

線種	価格帯	説明(いずれも紫線)
抵抗	1538.00	2013年2～3月の支持線
抵抗	1520.00	2019年8月の抵抗線 2019年9月の支持線
抵抗支持	1500.00	2019年高値付近
支持	1486.80	2019年8～9月の支持線
支持	1453.00	2013年5月の高値に迫る
支持	1440.00	2013年8月末の抵抗線
支持	1428.00	2013年8月末の抵抗線
支持	1412.18	6/17週の抵抗線
支持	1394.05	6/17週の抵抗線
支持	1362.65	6/17週の支持線
支持	1355.30	2018年4月以来の高値付近
支持	1346.60	2月中頃の抵抗線
支持	1340.40	2月中頃の支持線
支持	1328.80	2月後半の抵抗線
支持	1321.80	1月末・3月末の抵抗線 2月末の支持線
支持	1316.00	2月前半の抵抗線
支持	1309.00	2月前半の支持線 3月・4月の抵抗線
支持	1301.00	5/13週に形成
支持	1294.50	4月前半の強い抵抗線
支持	1287.30	3月前半の強い抵抗線 3月後半の強い支持線 4月後半の抵抗線
支持	1278.00	1月後半の強い支持線 4/15週・4/22週の支持・抵抗線
支持	1271.30	4月後半～5月前半の支持線
支持	1266.30	4/15週・4/29週の強力な支持線ここを下抜けると下落局面に移行

直近4週間と同様、10/7週は1500.00付近を中心とした値動きになりそう。

9/30週の米雇用統計その他重要指標は強弱マチマチとなったが、ウクライナ問題といった政局への懸念、FRBによる利下げの今月発動、解決の糸口が見えない対中貿易問題と高関税の国内への影響など、売り買いの材料に事欠かない状況に。

上値の目安は1538.00付近だが、これらが強い材料になってくると1555.00付近の抵抗まで上値が広がりそう。

ゴールド買いが進む場合の下値は1486.80付近、ドル買い材料が強ければ1453.00付近のサポートラインが支えとなりそう。

これまでの内容をまとめると、10/7週のゴールドドルの見通しは次の通り。

日付	スケジュール内容
10/7(月)	28:00　米消費者信用残高【休場】香港
10/8(火)	21:30　米生産者物価指数
10/9(水)	20:00　米MBA住宅ローン申請指数 23:30　米EIA週間石油在庫統計 27:00　米FOMC議事録（9月17・18日開催分）
10/10(木)	21:30　米新規失業保険申請件数 21:30　米消費者物価指数
10/11(金)
10/12(土)
10/13(日)